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雨漏り点検・防カビ対策・エアコン清掃はお済みですか?夏を快適に過ごすためにやっておきたいこと

2019.06.07


2019年は5月の時点で早くも30度越えを記録するなど、いつもより早い夏の到来を感じますが冬支度ならぬ夏支度はお済みでしょうか。梅雨入りする前の今は夏を快適に過ごすための対策をするのにベストシーズンです。本格的な夏に入る前の今のうちに、夏を快適に過ごすための環境づくりをしておくことが肝心。夏到来前にしておきたい夏支度をご紹介します。

梅雨に入る前にやっておきたい雨漏り点検


6月11日は全国雨漏検査協会が制定した「雨漏り点検の日」です。このあたりから本格的な梅雨シーズンになることが多いため制定されたのだそうですが、梅雨シーズンに入ってから雨漏りに気づいたのでは連日の雨に悩まされることに。

雨の日にポタポタと垂れてくる、といった分かりやすい雨漏りであれば気がつきやすいですが、知らぬ間に少しずつ雨漏りしていてカビが生え、カビによる健康被害がでてから初めて気が付くこともあるのだそう。雨漏りの点検や補修はプロに依頼することが基本ですが、簡単なセルフチェックで雨漏りの兆候がないか確認してみましょう。

壁紙がシミになっている・剥がれてきている

室内に雨水が垂れてくるほどではなくても、天井や壁でシミになっているところはありませんか。軽度の雨漏りで少し濡れては乾く、といったことを繰り返した箇所では天井や壁紙がシミになっている場合があります。また、壁紙が剥がれてきている、膨らんでいるといった場合も雨漏りによって壁紙を貼っている下地が濡れてはがれてきている可能性が。表面から触って濡れていないと気が付きにくいですが、こういった初期症状も見逃さないようにチェックしましょう。

壁沿いの床が濡れている

床が少し濡れていても何かこぼしたかな、と見逃してしまいそうですが壁に近い床の隅の方が濡れている場合は雨漏りの可能性があります。雨の日に壁と床の間を触ってみると濡れていたり、よく見るとシミになっているといった症状があったら雨漏りを疑ってもいいかもしれません。

サッシの周りが濡れている

壁や床からだけではなくサッシの周りからも雨漏りは発生します。サッシに雨がかからないような造りの家では、台風などの激しい風雨に見舞われたときにはじめて気づくといったこともあるのだそう。結露などで分かりにくいかもしれませんが、サッシまわりを掃除すると窓を閉めていてもレールに水が溜まったり、サッシ枠の部屋側が濡れていたりといったことはありませんか。

サッシまわりのシーリングが劣化することでも雨漏りは発生しますので、シーリングがひび割れていたり、壁との間に隙間ができているといった症状がある場合にはシーリングも交換時かもしれません。

簡単なセルフチェックの方法をご紹介しましたが、以前の記事でもご紹介した通り築年数の古い建物ではの建物では雨漏りのリスクが高くなります。セルフチェックで雨漏りしていなくても築10年を超えた建物に関しては雨漏りする前に、家の修繕について検討してみても良いかもしれません。

夏になってからではもう遅い!エアコンの試運転


夏真っ盛りではありませんが、5月の時点で30度を超えるなど今年も去年に負けず劣らずの猛暑になりそうです。もうすでにエアコンを使っている方もいるかもしれませんが、まだエアコンを使うにはちょっと……という方、エアコンの清掃と試運転はお済みでしょうか。ダイキン工業株式会社によると、例年エアコンの使いはじめとなる7月頃に問い合わせや点検依頼が集中しているのだそう。今の時期であれば修理まで少し時間がかかっても待つことができますが、夏本番の7~8月に壊れていることに気づいたら修理が来るまでの間、エアコンなしの生活を余儀なくされることに。

そうならないために必要なのがエアコンの試運転です。エアコンは使う機会が少ない春や秋などのオフシーズンがあるため、真夏になってから突然使い始めると負荷が大きく故障の原因となってしまいます。暑くなってからではなく比較的涼しい今のうちに試運転をすることでエアコンへの負荷を少なくし、負荷による不具合を防ぐ効果が見込めるのだそう。特に日中も家で過ごすことが多い方や、真夏はペットのためにエアコンをつけたままで出かけるという方は、夏場はエアコン必須になるかと思いますので試運転をしてみましょう。

エアコンの試運転方法

1.冷房モードで最低温度(16~18℃)に設定して、10分程度運転します。
チェックポイント①:冷風はでていますか?
チェックポイント②:運転ランプは正常に光っていますか?

2.さらに30分程度運転して様子を見ます
チェックポイント①:室外機から水はでていますか?
チェックポイント②:室内機から水は垂れていませんか?
チェックポイント③:異音や異臭はしませんか?

試運転で下記のような症状がでた場合には販売店やメーカーに問い合わせましょう。

・運転ランプが正常に点灯していない
・冷風がでてこない
・室内機から水漏れしている
・異臭、異音がする

また、エアコンの試運転をする前にエアコンのフィルターの掃除をしておくことで節電効果も見込めます。フィルターのほこりを掃除機で吸い取り、汚れがひどい場合には中性洗剤を使って清掃しましょう。特にしばらく使っていなかったという方は、使っていなかった間にフィルターにカビが生えているという場合もあります。カビが生えた状態でエアコンを運転してしまうと、カビの胞子が部屋全体に散ってしまい身体への影響が出る場合もありますので、清掃してから使うようにしましょう。

エアコンの冷房効率を高める方法はコチラ

お部屋の防カビ対策


気温が高くなってきたといってもまだ6月。これから夏本番になってくると、さらに湿度が加わって体感温度が高くなっていきそうです。湿度が高くなると水回りのカビも心配ですね。まだ目に見えるカビが出てきていない今のうちに防かび対策を施しておくことで、夏の間も快適に使うことができます。

水回りの防カビ対策

お風呂のカビ対策については以前の記事でもご紹介しましたが、日常的に換気や湿度を下げる工夫をすることが一番です。カビがまだ目立ってきていない今の時期に一度清掃をして、防カビ燻煙材を焚いておくと湿度が高くなった後のカビ予防に役立ちます。

しかし、洗面台周りのカビなどは燻煙材を焚くには少し抵抗がありますよね。こまめに掃除をすることが一番と分かっていても、洗面台周りは物がたくさん置いてあり、こまめな掃除は面倒……という方もいるのでは。浴室と同じく換気や除湿といった基本的な対策はもちろんですが、こまめに掃除をするのが面倒という方は一度掃除をした後に、防汚機能のある洗剤でコーティングをしておくことがおすすめです。洗面台の汚れを防止してくれるだけでなく古い洗面台も水切れをよくしてくれるので水分が溜まりにくくなり、水垢やカビの発生を防いでくれます。水回りの清掃が面倒という方こそ、今のうちから対策しておくことで掃除の手間を減らしてくれますよ。

 

お部屋のカビ対策

リビングにカビが生えるというイメージはあまりないかもしれませんが、普段あまり使わず閉め切りになっているお部屋はありませんか。人の出入りが少なくあまり換気もされない部屋で、気が付かないうちに壁紙にカビが生えているということがあるようです。特に結露などで湿度が高くなりやすいサッシまわりは要注意。普段物置として使っているような部屋でもこまめに換気や除湿をするとともに下記のようなサッシまわりの対策をすることでカビの発生を防ぐことができます。

・結露防止シートを貼る
・厚手のカーテンではなく通気性の高いレースカーテンにする
・月に1度エタノールで拭く

押入れ・クローゼットのカビ対策

木製のことが多い押し入れやクローゼットは一度カビが生えてしまうとなかなか落としにくい場所でもあります。カビ掃除をした結果、一部色落ちしてしまったりといったリスクも……。そんな場所だからこそ、カビが生える前に対策しておきたいですよね。

押し入れやクローゼットも他の場所と同じく、こまめに掃除をしたり換気したりといった対策は大変有効ですが、収納方法を工夫するだけでも防カビ対策をすることができます。押し入れの中に棚を入れる際は下にすのこを敷いて通気を良くし、すのこは天気の良い日に天日干しをしましょう。

その他には風が通るようにゆとりをもって収納するといった対策はすでにされている方もいるかと思いますが、収納するときの一工夫で防カビ対策になるのはご存知でしょうか。衣類や布団といった肌に触れるものは、汗を吸っているので服を脱いだ直後や起床した直後は湿気を含んでいます。そのため、服を脱いだ直後や起床直後にすぐ収納するのではなく、少し時間をおいて湿気を飛ばしてから収納することで押し入れやクローゼットの中の湿度を上げないようにすることができます。

また、押し入れやクローゼットは下の段ほど湿気が溜まりやすく、上の段の方が比較的湿気が溜まりにくくなります。押し入れにしまう物はそのことを念頭に置いて、下の段には比較的湿気に強い素材(化繊・朝・麻など)のものを、湿気に弱い素材(シルク・ウール・革製品)のものなどは上の段にといった一工夫でカビの発生を防ぐことができるのです。

湿度も温度も高くて過ごしにくい日本の夏も、今のうちから夏支度をしておくことで快適に過ごすことができるようになります。夏本番になってから雨漏りしたり、エアコンの修理を待たなければならなかったり、カビ掃除をしなくてはいけないという状況は避けたいですよね。ただでさえ暑くて余計な動きはしたくない夏にトラブルに見舞われないよう、今のうちから対策して夏を楽しく過ごせるようにしましょう。

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