ハサミもノリもテープも不要!チラシでつくれる「手づくり鍋敷き」のつくり方
2018.04.27
わざわざ作らなくても買えば済む……たしかにそうなのですが、今回は敢えて手づくりにチャレンジしてみました。一人で黙々と作って気分リフレッシュ、みんなでワイワイ楽しくつくれば、そのあとは鍋パーティーを開催したくなるはず!?
用意するもの
・チラシ 16枚
※チラシのサイズはお好みの大きさで構いませんが、全て同じ大きさのチラシを用意してください。異なるサイズでつくると完成時の形が崩れてしまいます。
今回のつくり方の特徴は「チラシだけでつくることができる! ハサミやノリといった文房具も一切不要!」という点です。ハサミを使わずにつくることができるので小さなお子さまでも安心して作業が行えますし、のりやテープなどの文房具も不要なのでチラシさえあればすぐにつくり始めることができます。
所要時間は1時間~1時間半程度。子ども同士や家族で一緒につくれば、1時間もかからずに完成させることができます。
つくりかた(パーツ編)
1ステップずつ紹介していきます。
1.1枚のチラシを4枚に分けます。
折り目をつければ手でも簡単に切れます。
2.写真の点線部分を折ります。
3.さらに折りたたみます。
4.左右に谷折りに折り目をつけて戻します。
5.紙を裏返し(STEP2・3で折りたたんだ面とは反対側にして)、上下に谷折りに折り目をつけて戻します。
6.写真の点線部分を山折りします。
7.反対側も同様に山折りします。
8.両方を山折りにするとこのような状態になっているはずです。
9.山折りにした箇所を中央に折りたたみます。
(※付箋は写真を撮るために使用しました。通常の作成手順では必要ないものです。)
10.折りたためばパーツの完成です。
※このパーツを56個つくります!
※パーツづくりが一番時間のかかる作業ですが、パーツが完成すればあとは組み立てるだけ! がんばりましょう!
つくりかた(組み立て編)
11.パーツを1個ずつ組み合わせていきます。
12.組み合わせた状態がこちら。
13.先端部分は揃えて(1)、上部は少しずらした状態で外側のパーツの飛び出した部分を内側のパーツの中に折り込みます(2)。
下記のような状態になります。
14.この組み合わせる作業を繰り返していきます。
15.56個組み合わせていくとこのような状態になります。
16.最後のパーツと最初のパーツを組み合わせ、手で丸く形を整えれば完成です!
手順を1枚のシートにまとめました
複数の方と一緒にやってみよう! となった場合に、資料で配布して手順を見ながら作業ができるように、上記のステップを簡単にまとめた資料を作成しました!
ぜひご活用ください!
実際につくってみた感想
大学生や若手社会人男性の一人暮らしの方の場合は、「つくるのが面倒だから雑誌や他のもので代用しちゃおう!」となると思います(※個人的なイメージです)。しかし、実際につくってみた感想は、『鍋敷きが手づくりできたことの嬉しさ』よりも「こういう手作業ってなんか楽しいな」「ハサミやノリなどを使わずにこんな複雑そうなものがつくれてしまうのか!」といった作業自体に対する楽しさや驚きを強く感じました。「折り紙の楽しさ+実用性あるモノ」が一度に体験できたということです。パーツを56個つくるのは大変ですが作業自体は簡単ですので、幼稚園や保育園をはじめ町内会の集まりごとなどで皆と一緒に取り組んでみたら、きっと楽しい時間が過ごせるのではないでしょうか。是非お試しください!