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エアコンの要は「室外機」にあり!冷房効率を高める環境づくりで涼しい夏を!

2018.08.15

熱中症で搬送される方も多く、普段エアコンをあまり使わない方でも今年の夏はエアコンを使用する頻度が増えたのではないでしょうか。そこで、今年の夏を乗り切るための必須アイテムといっても過言ではないエアコンを効率よく使う方法を紹介します。

2018年は35度を超える猛暑日も多く、まだまだ暑い日が続きそうですね。熱中症で搬送される方も多く、普段エアコンをあまり使わない方でも今年の夏はエアコンを使用する頻度が増えたのではないでしょうか。以前「室内でも熱中症に!? 予防に重要なのは温度だけではなく湿度だった!」でも紹介した、ダイキン工業株式会社の「空気で答えを出すプロジェクト」より発表された、今年の夏を乗り切るための必須アイテムといっても過言ではないエアコンを効率よく使う方法を紹介します。

エアコンの要!室外機はどんな役割?

部屋の中で冷風を出してくれる「室内機」のフィルターを掃除したりお手入れすることはあっても、おろそかになりがちなのが「室外機」の取り扱い。ベランダや廊下に出したらもうその存在を忘れられてしまうかのような「室外機」ですが、エアコンはそもそも部屋の中にある「室内機」と部屋の外にある「室外機」の2つセットで機能しているものです。室外機が十分な性能を発揮できる状態にないと冷房効率が悪くなってしまい、エアコンを入れてもなかなか涼しくならないのだそう。


引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000015498.html

室外機の役割は?

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000015498.html

そもそもどうやってエアコンは部屋の空気を涼しくしているのでしょうか。エアコンは室内機と室外機の2つで成り立っていますが、まず室内機が部屋の空気を取り込んで熱を取り除き、熱を取り除いた涼しい空気を部屋の中に戻します。そして取り除いた熱は冷媒という物質が通ったパイプで室外機まで運ばれ、屋外に放出するという仕組みなのです。この時に熱を運ぶ冷媒と外気温の差が小さくなってしまうと、冷却効率が低下してしまいエアコンの効きが悪くなってしまうそうです。室外機が設置されることが多いベランダは、気象条件によっては45℃近くの暑さになることもあるそうなので、エアコンの効きが悪かったら室外機を置く環境を疑ってみてもいいかもしれませんね。

室内をもっと涼しくする!冷房効率アップ術(室外機編)

1.室外機は日陰に設置するか、日よけで直射日光を防ぐ

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000015498.html

ベランダに置かれることの多い室外機ですが、直射日光が当たり続けると冷房効率を下げる原因となってしまいます。そのため室外機を設置する場合には日陰に設置をするか、室外機から1mほど離れたところに、日陰ができるようにすだれや植木を置くなどして直射日光が当たらないようにするといいのだそう。このとき、熱風の吹き出し口部分をふさいでしまわないよう注意しましょう。

2.室外機の吹き出し口をふさがないようにする

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000015498.html

ベランダに普段使わないものを置いている方もいるとおもいますが、室外機の周りにものを置くときには注意が必要です。エアコンの運転中室外機は部屋の中の熱を放熱する役割をしているため、吹き出し口の前やその周囲にものを置いたりカバーをかけたりすると、放出した熱風を再び吸い込んでしまい、冷却効率が著しく低下してしまうのだそう。室外機の周りはできるだけものを置かず、風通しを良くするとスムーズに空気が循環できるようにしましょう。また、室外機カバーなどもたまに見かけますが、放熱をさまたげて余計な電気を消費してしまう原因ともなりますので、冷房使用時はなるべく外すのがおすすめです。

室内をもっと涼しく!冷房効率アップ術(その他編)

1.すだれなどで直射日光が入らないようにする


引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000015498.html

冷房を入れているとはいえ、部屋の温度を上げないようにする工夫も必要です。日差しの当たる窓の外に「すだれ」や「よしず」を置くと、それだけでも太陽の熱が遮断されて部屋の温度上昇を防ぐ効果があります。ヘチマやゴーヤ、朝顔などのツルのある植物で作った「緑のカーテン」は日差しを遮る効果のほかに、葉っぱの水分が蒸発するときに空気の熱を奪うため涼しくしてくれる効果も期待できるのだそうですよ。ガーデニングが趣味の方は一度試してみるといいかもしれません。

2.カーテン・ブラインドを活用する

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部屋の外に「よしず」や「すだれ」を設置するほかに、カーテンやブラインドなどで部屋の中でも直射日光が入らないようにすると、さらに冷房効率を上げる効果が期待できます。カーテンやブラインドの色は白色や遮光タイプのものを選ぶと効果的です。逆に黒などの濃い色は太陽の熱を吸収してしまい、余計に部屋を暑くしてしまうことがあるそうなので注意しましょう。

3.室内機のフィルターは定期的に掃除する

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000015498.html

「室外機」の環境も大切ですが、「室内機」がしっかり作動するようにするよう清掃することも大切です。フィルターにごみやほこりがついていると、空気の通り道をふさいでしまい空気をしっかり吸い込むことができず、部屋を涼しくするのに多くの電気が必要となってしまいます。2週間に1回の掃除で約5%の節電効果があるそうなので、室内機の掃除も侮れませんね。また、帰ってきたときに部屋の中のほうが外よりも熱いと感じたらまず換気を行い、熱を外に逃がしてからエアコンを使うと効率的に部屋の中を冷やすことができますので、状況に合わせて工夫するとより効率的に使えそうです。

暑さに強いタフな室外機を選ぶとさらに安心!

室外機の周辺環境も重要ですが、加えて暑さに強い設計の室外機を選んでおくとさらに安心です。ダイキンでは45℃の過酷な温度環境でも十分な能力を発揮できるように工夫されたルームエアコンの室外機を設計しているとのこと。暑い日にエアコンの効きが悪いと感じる方は検討してみてはいかがでしょうか。

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000015498.html

ダイキン工業株式会社
http://www.daikin.co.jp/

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