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災害時にも連絡手段として頼りになる「スマホ」 水だけあればスマホを充電できる『アクアチャージ』で連絡手段確保

2019.04.22

災害時への備えについては別の記事でもいくつか紹介しておりますが、大規模災害が発生した後への備えとして意外と抜けてしまっているのが災害時の連絡手段について。ほとんどの方が携帯電話やスマートフォンを持ち歩いているため、通常時であれば連絡がとれないということはほとんどありませんが、スマートフォンは電池が無くなると使えなくなりますし回線が込み合っていれば電話がつながらないことも起こります。災害時の連絡手段について見直してみませんか。

災害時の連絡手段を決めていない人が約半数

大規模災害はいつ何時発生するかわかりません。災害が発生した際に家族全員が一緒にいれば良いですが、例えば戦後最大の被害を残した3.11東日本大震災が発生したのは14時46分。総務省の調査によるとこの時刻に自宅にいた方は60歳以上を除いた年代では約30~40%、60歳以上では約60%の方が自宅以外の場所にいたという結果になっています。

n=全年代各330人
引用元:http://www.soumu.go.jp/main_content/000136966.pdf

家族と離れた場所で被災した場合、真っ先に気になるものが家族の安否。連絡さえ取れればとりあえずの無事を確認できると同時に、後で合流することもできます。総務省の調査では70%以上の方が最初に家族と連絡を取ろうとしたと回答しています。しかし、NTTドコモの調査によると事前に連絡手段を決めているという方は家族間でも約50%に留まり、実際に被災して初めて連絡手段について考えを巡らせる方が多いようです。

実際に震災を体験した方はご存知かと思いますが、大規模災害直後は回線が込み合っていてなかなか連絡が取れないこともあります。連絡が取れない場合の集合場所などを決めておくことはもちろん、連絡手段をいくつか共有しておくことで少しでも早く連絡を取ることができるかもしれません。実際に使用されていた連絡手段とともに、非常時の連絡手段をいくつかご紹介したいと思います


引用元:http://www.soumu.go.jp/main_content/000136966.pdf


引用元:http://www.moba-ken.jp/project/disaster/disaster_reduction_ict_no02.pdf

大規模災害時に利用した連絡ツールは携帯が1位

前述の総務省の調査によると、東日本大震災時に多く利用されたのは「携帯電話(電話)」「電子メール(携帯・PHS等)」と携帯電話による連絡が多かったことがわかります。外出先でも会社でも自宅でもとりあえず手元にある連絡手段として、携帯電話やスマートフォンを利用する方が多いのは納得ですね。一方で災害時の連絡手段としてイメージがある公衆電話の利用は10%以下と利用率があまり高くないこともわかります。少し意外な結果と思われた方も多いのではないでしょうか。
引用元:http://www.moba-ken.jp/project/disaster/disaster_reduction_ict_no02.pdf

災害時に公衆電話を利用するメリットと使い方

災害時に公衆電話を利用するメリットの一つとして、災害時でもつながりやすいという点があります。災害時に被災地の方と連絡を取ったことがある方は経験があると思うのですが、大規模な災害が発生すると被災者同士が連絡を取る必要があるのに加えて、被災地外からも心配して被災地へ連絡をとろうとする方が増え、電話回線が混みあい電話がなかなか通じなくなります。しかし公衆電話は「災害時優先電話」という位置付けになっており、電話回線が混みあって通信規制が実施されても通信規制の対象外として優先的に扱われるため、ほかの電話が通じない場合でも公衆電話はつながりやすくなります。

また、公衆電話はコンセントではなく電話回線を通じてNTTの通信ビルから電力の供給がされており、通信ビルは停電しても予備電源で給電が行われるため、停電時でも使用することができます。災害発生時は通話料無料となり、受話器をあげてそのまま電話番号をダイヤルすれば利用することができますので、停電時や携帯電話・スマートフォンの充電がなくなってしまった後の連絡手段として覚えておいたほうが良いでしょう。

避難所に持っていく必須アイテムは「スマホ」

災害時に連絡手段としても最も利用されるスマートフォンですが、藤倉コンポジット株式会社の「スマホ時代の防災対策」に関する調査によると、避難所へ持っていく物としても92%の方がスマートフォンを必須アイテムだと回答しているのだそう。普段から持ち歩いているため持ち出しやすいというのはもちろんのこと、『災害時にスマートフォンがなくては対応ができないと思うこと』のアンケートでは「安否確認(71%)」「災害状況などのニュース確認(60%)」「居場所の通知(60%)」といった連絡手段や情報収集の手段として必須と考えている方が多いことがわかります。

ラジオと違い映像や画像を確認しながらの情報収集ができることや、GPSで自分の居場所を通知できるなど、他の物では代用できない機能がある点も災害時の必須アイテムとなる要因でしょう。最近では固定電話を持たず携帯電話やスマートフォンのみで連絡を行う家庭もありますので、公衆電話の利用率が低いことと合わせると安否確認として必須と考える方が多いのも頷けます。


引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000042694.html


引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000042694.html

被災時でもスマートフォンの充電が簡単なアイテム『アクアチャージ』


引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000042694.html

スマートフォンを必須アイテムとしてとらえている方が多いことはわかりましたが、実際に被災して避難した方へのアンケートによると、避難所の充電コーナーは「混雑するため満足に充電できなかった」「避難先がコンセントのない場所だった」など、必須アイテムであるスマートフォンを充電するのに苦労した方が多いよう。バッテリーの消耗を抑えるために災害時省電力モードがついている機種などもありますが、タイミングによっては被災時にほとんど充電がないということもあり得るかと思います。

そんな時のために備えておきたいのが、2019年5月29日発売予定の非常用モバイル充電器『アクアチャージ』です。アクアチャージは災害時などの非常時に、コップ1杯の水だけあればスマートフォンを充電することができる充電器で、使い捨てタイプになりますがスマホ約2台分の充電が可能なのだそう。水があればいいので停電時でも充電ができますね。手回し充電器も便利ですが、回す体力も必要ですし一人では充電しながらスマホを操作することができません。

災害時に備えて水や食料などを備蓄することはもちろん必要ですが、外界とすぐつながることができるスマホを使うことができるという安心感は、そのほかのツールとは異なる災害時の支えとなってくれそうです。コンパクトなので一つ持っておいて損はないのではないでしょうか。

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