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30分前後で完了! 錆だらけのバーベキューコンロのメンテナンス術

2018.01.26

家族や仲間とバーベキューをしようという時に、物置から出したバーベキューコンロが錆だらけでビックリ! という経験はありませんか? 年に数回しか使わないバーベキューコンロは、物置の奥にしまいこんでメンテナンスも忘れがちですよね。ですが仮にも食べ物を置くところですし、なるべく綺麗なコンロでバーベキューを行いたいものですよね。今回は、そのように放って置いて錆びだらけになってしまったコンロを復活させる方法をご紹介します。作業時間は30分前後と短時間ですので、ぜひチャレンジしてみてください。

バーベキューコンロのメンテナンス方法

所要時間:30分前後
≪用意するもの≫
・耐熱塗料

・ワイヤーブラシ(必要に応じて細めと大きいブラシを用意)
・軍手
・作業箇所に敷くシート
・いらない布
・サンドペーパー(必要に応じて)
・シンナー(必要に応じて薄めて使用)

耐熱塗料について
耐熱塗料はお近くのホームセンターで購入できます。
・参考価格:1,029円
・容量:300ml 塗装面積約2㎡(一回塗り)
・塗装可能面積:一畳分が目安
・色:つや消し黒

1.ワイヤーブラシで錆を落とす
錆を落とすのに有能なのがワイヤーブラシです。錆の範囲が広い場合は溝なども掃除しやすい細めのブラシと、広範囲を掃除できるような大きめのブラシの2種類あると便利です。ひとつあるとさまざまな場所の錆に対応できますので、買っておくと便利なアイテムです。なお錆が特にひどい場合は、サンドペーパー等で錆を落とすのもおすすめです。
 

2.錆のカスを落とす
錆のカスをいらない布で掃除していきます。この時にカスを残してしまうと、仕上がり段階でカスが残ってしまい見ためが悪くなってしまうので、綺麗に拭き取るようにしましょう。汚れが特にひどく、こすっただけではなかなか落ちないという場合は、ホームセンターで売っているシンナーを水でうすめた液で拭き取ると良いでしょう。
※シンナーは直接手に触れてしまうと肌荒れの原因となります。シンナーを扱う際には、必ず軍手をして直接手に触れないように作業を行いましょう。
 

3.コンロに耐熱塗料をスプレーする
錆がきれいに落ちたらコンロに耐熱塗料をスプレーしていきます。吹き付ける面との間が近すぎるとムラになりやすくなりますので、30㎝程度離した状態で均等に吹き付けます。
スプレータイプの塗料は、思わぬところについてしまう場合もありますので、汚れてもよい服装を着用し、コンロの下に広めのシートなどを敷くなどして対策をします。また、塗料の臭いで気持ち悪くなってしまうこともありますので、必ず通気の良い場所で塗装を行いましょう。
※スプレー塗装は塗料が飛散しますので、風の少ない日に行ないましょう。

4.錆の多い部分は二度塗りする
錆が多くてとりきれなかった場所がスプレーをしても気になる……という場合は、その部分だけもう一度塗装を行いましょう。二度塗りすることで錆を隠すだけでなく、より強固にすることができます。

5.作業完了
あとは塗料が乾くのを待って完成です。乾かす際もできるだけ通気性のいいところに置き、誤って触ったりつまずいたりしないように気をつけましょう。
それでは塗装前と塗装後のコンロを比較してみます。錆を落としだけだと、どうしても落ちない錆が残ってしまったり、磨きにくい場所と綺麗な場所でムラができてしまったりしますが、錆びを落とすだけでなく塗装を行うことで、見ためも新品に近いような状態まで綺麗にすることができました。

                 Before

                After

耐熱塗料は万能! ストーブやバイクのマフラーなどもOK!

今回はバーベキューコンロをご紹介しましたが、耐熱塗料を使えばストーブやバイクのマフラーなどの熱くなるような場所でも簡単に塗りなおすことが可能です! スプレータイプなので、ハケなども必要なく通気性のよい場所と道具さえあれば少しの空き時間で済んでしまいます。これを機に、ぜひ気になるところを綺麗に塗りなおしてしまいましょう!

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