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【ミニマリストおふみの相談室】私服の制服化で服を増やさないコツ

2023.07.07

衣類の枚数を絞りお気に入りのコーディネートを着まわす“私服の制服化”。服の枚数が減ることで支出や手間が抑えられる一方で、もともとファッションが好きな方からすると「飽きてしまうのでは……」という懸念や、実際に絞ってみても飽きて買い足してしまう、というお悩みを抱える方も多くいらっしゃるよう。今回はかつて200着以上の服を持っていたほどファッション好きなおふみさんが私服を制服化できた、「飽きへの対処方法」を回答してくださっています。

一軍と呼べる服だけを1シーズン10着前後だけ用意して、3パターンほどのコーディネートを作って順番に着るようになり、8年が経ちました。かつて200着以上の服を持っていましたが、セールやフリマで買ってばかりでサイズや色に妥協したものが多く、いざ一軍と呼べる服だけに絞ろうとした時、お気に入りのものが全然ないことに気づきました。今は数こそ少なくなりましたが、飽き性で色んな服を着たいタイプの自分でも、おしゃれを楽しみつつスッキリしたクローゼットで暮らせています。

とはいえ、今たくさんの服に囲まれている方からすると「本当にこんなに少ない服でやっていけるの?!飽きてこない?」と不安に思うかもしれません。

今回はこんなご相談をいただきました。

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制服を決めた後にときめくものに出会ってしまい飽きてしまいそうで、踏み切れないです……。
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制服化したいと思い断捨離するが、飽きてしまって結局買ってしまうのをどうにかしたいです。
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今回はこの「飽き」に対する二つのご相談にお答えしたいと思います。

飽きないための工夫

買ってすぐの時にはあった新鮮さが失われてきたら、そのアイテムで他にどんな着こなしができるのかを検索して魅力を再発見するようにしています。

例えば私は2018年にグレーで光沢のあるプリーツスカートを買いました。体型にも合っているし手持ち服のどんなアイテムとも合わせやすく重宝しているのですが、お出かけで着る頻度が高いがゆえに、買った当初の新鮮さは失われてきてしまいました。

そんな時はWEARやInstagramなどで「プリーツスカート」と検索して、世の人々がどんな着こなしをしているかを見てみます。自分一人では気づけなかった着こなしが見つかったりして、真似してみようという気持ちになります。何度も魅力を再発見できて、5年経ってもずっと一軍の服のままです。

また、着方を変えるだけでなく、その服を着て出かけた楽しい出来事を思い出すと愛着が増すのを感じます。

「またこのスカートを履いてお気に入りのネイルで舞台観劇したいなあ」などと思い出すたびに、思い出補正も相まってそのアイテムへの愛着が増します。「家族の思い出が詰まった天然木のダイニングテーブルを長年愛用する」というような、家具を愛でる感覚が近いかなと思います。

取り組むハードルを下げる

とはいえ、好みや流行、生活スタイルが変わったりして、自分の理想とする着こなしに合わなくなっていく服も当然ながらあります。そういうものは無理に服に合わせるのではなく手放して入れ替えるようにしてます。

また、私服の制服化に取り組むうえで1シーズン10着”前後”と幅を持たせたことも功を奏したと感じています。おしゃれに気合が入っているシーズンもあれば、「今期は1着も買わなくていいかも」というようなシーズンもあります。

したいコーデが多い年は1シーズン12着になることもあるし、年によってはアイテム数が減って8着の場合もあります。「自分が決めた服の数から2着までは増減OK」とバッファを持たせておくことで気楽に制服化を始められますし、そのゆるさのおかげで気長に続けられるのではないかと思います。

後から買い足さないための対処法

制服を決めた後に服を買い足さないための対処法についてお話ししたいと思います。

私はシーズンが始まる前に1日だけ買い物の日を設けて、その日で全てのアイテムを買い切ります。なのでその日以降はそもそも服屋に立ち寄りません。これだけでかなり物欲を制限できるのでおすすめです。

私は試着なしで服を買って失敗した経験の方が多く、基本的にネットショップだけで服を買うことがないので、店舗に立ち寄らないと決めることで服の増殖を防げています。ネットショッピングが多い方はショッピングサイトを見ないようにする、というのも効果的だと思います。

買い足すなら徹底リサーチ

もし漠然と「服が足りない気がする」と感じるのではなく、特定の場面で服が足りないようなら、買い足しを検討します。これも普段の買い物と同様、事前にどんなアイテムが欲しいのか条件を洗い出します。丈、素材、色などの条件をクリアしたもののみクローゼットに加えます。

これを意識していれば、無尽蔵に服が増えていくことは防げます。流行のアイテムも着たいし割と飽き性だという自覚がありますが、そんな自分でも楽しくおしゃれを楽しんで制服化を続けられています。

何か少しでもお役に立てる部分があれば幸いです。

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