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イメージ通りの大規模修繕工事ができるようなサポートを|HP修繕NEWSコーナー更新|PRヨコソー

2019.08.12


管理組合員の共有資産であるマンションの修繕を行う大規模修繕工事は、個々のお客様によって異なるご要望に最大限にお答えするためのコミュニケーションが欠かせないのだそう。お客様にとって最高の品質をご提供するために、現場代理人はどのようなことに気を付けているのでしょうか。

『社員インタビューVol.03』は現場代理人歴10年の、本店工事部/稲葉にインタビューしました。現場代理人として10年間大規模修繕工事に携わってきた現場代理人が思う、お客様に満足していただける工事とはどのようなものなのでしょうか。

現場代理人の基本は四大管理


大規模修繕工事の現場代理人という仕事はお客様にご満足いただける工事をご提供することはもちろんのこと、「安全」「品質」「工程」「原価」の四大管理を行うことが基本なのだそう。その中でも「安全」は特に気を付けて管理を行っているといいます。大規模修繕工事ではマンションの高さまで足場を架設し、その上で外壁の補修工事を行うため、作業員が作業をしている場所は当然命に関わる高さになります。特に“足場架設工事(足場をつくる工事)”ともなれば完成していない足場上を動くこととなるため、万が一の事故を防ぐために安全帯を確実に使用できる環境であるよう気を配らなければなりません。足場架設工事後も危険箇所については常にミーティングで注意喚起をしたり、危険箇所を知らせるテープを貼ったりと作業員に周知することで事故を防いでいるのだそう。いかに素晴らしい品質で工事が進んでいたとしても、人の命には代えられません。作業員の安全を守ることが基本というのはどの工事でも共通のことですね。

また、作業員とコミュニケーションをとることは安全面だけではなく、作業を効率よく進める工程管理の面でも良い影響があります。様々な種類の工事が同時に進む大規模修繕工事ではトラブルなく工事を進めるため、複数の工事をどの順番でどの場所で行うかをうまく調整することがポイントです。最終的な判断は現場代理人の仕事ですが、それぞれの協力会社の状況を加味した上で判断をしなければならないため、作業員とのコミュニケーションが大切になります。作業員も気持ちよく作業ができる環境を整えることは、工事の品質を上げることにもつながるのですね。

多くの方がいるからこそ平等な対応を


大型のマンションでは世帯数が100戸を超えることも珍しくなく、居住者様からいろいろなご要望やご意見をいただくことも多くなります。そういった場合には、お客様によって対応が変わったり、人によって言うことが違ったりしないように気を付けているのだそう。例えば、玄関ドアの枠はドアの枠の半分(部屋側)が専有部分、もう半分(廊下側)が共用部分と半分ずつ所有者が異なります。共用部分の工事を行う大規模修繕工事では、共用部分に当たる枠の半分しか塗装をしないためお客様によっては専有部分側まで塗ってほしいと要望がでることも。一戸だけであれば塗ることは可能ですが、材料や時間に限りがある大規模修繕工事ではすべてのお客様に同じ対応をすることはできません。

こういったご要望については、自己負担にて施工させていただくことを説明したうえで、ご了承いただいた場合にのみ塗装を行い、現場代理人補佐がいる場合には同じ対応をするように共有するのだそう。新築工事とは異なり、お客様が生活をされているなかで工事を行うことでさまざまなご意見が届くからこそ、お客様同士で不平等にならないように注意を払う必要があるのですね。
※専有部分と共用部分の境目に関する記事はコチラ

お客様とのコミュニケーションで満足していただける品質を


お客様にご満足いただける工事の品質というのは、お客様からのご要望に応えるだけでは実現できない場合があります。例えば外壁の塗り替え工事を行う場合、お客様のご要望に合わせて数種類の色見本を用意してお客様に選んでいただきます。しかし、普段から建物を見ているお客様であっても、建物をどの色で塗るとどのような印象となるのかは色見本を見るだけでは分かりません。たとえお客さまのご要望の色で、きれいに塗装をしてもお客様のイメージと異なる仕上がりとなってしまったら、本当に品質の良い工事を提供できたとはいえないですよね。だからこそ、お客様のご要望を伺った上でどの色を選ぶとイメージ通りのものが出来上がるか一緒に考えるようにしています。予算や期間が限られた大規模修繕工事でお客様に満足していただける工事を行うためにも、お客様とコミュニケーションを密にとることでお客様にとっての最高の品質とはなにかを探すことが重要なのかもしれません。

建物のことだけではなく、その中で生活するお客様のことを最優先で考えなければならない大規模修繕工事は、同じ建物であっても住んでいるお客様のご要望によって“最高の品質”というのは変わってきます。だからこそお客様と密にコミュニケーションをとって最高の品質を提供できるようサポートすることが、現場代理人の役割なのかもしれませんね。インタビュー全文はヨコソーホームページよりご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

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