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ペットボトルでヒヤシンスの水栽培にチャレンジしてみた

2018.01.02


球根水栽培用の容器が市販されていますが、ペットボトルをリサイクルして、ヒヤシンス球根の水栽培してみませんか。 飲み終わったペットボトルを使用して簡単にできます。ペットボトルは、透明なので根の生育状態がひと目で分かり、 球根をのせた部分だけを取り外せるため、簡単に水を替えられ根を傷めずにできます。 ヒヤシンスやクロッカスの球根でも出来ます。

用意するものと球根の選びかた


(用意するもの)
・500mlのペットボトル
・ヒヤシンスの球根
・カッターまたははさみ

(球根の選びかた)
球根を選ぶときは、できるだけ大きくずっしりとしたもので、根が出てくる部分が、清潔で元気そうなものを選びます。「水栽培用」とパッケージに書いてあるものを選んだほうが失敗は少ないでしょう。

ペットボトルをつかった栽培方法




1) ペットボトルのラベルをはがし、カッターで切れ目を入れて切断します。切りにくかったら、ハサミを使用します。


2) ペットボトルの注ぎ口も切り落とします。キャップの部分は使用しません。


3) 球根の底の部分よりも一回り大きめに切るのがポイントです。あまり小さいと、根が伸びてきたときに、綺麗に下に伸び切れずに窮屈になってしまいます。


4) 最初は、球根の根の部分すれすれのところまで水を入れます。

【水の管理】
水栽培は、肥料も何もいれなず水だけの栽培なので簡単です。ただし、水が腐らないように一週間に一度のペースで水をとりかえます。今回は普通の水道水です。


5) 根が出て、緑の目が出るまでは、できるだけ暗くて涼しいところに置きます。水栽培ですが、なるべく土の中に球根が埋まっているのと同じ様な環境に合わせます。今回は、流しの下に置きました。


6) 根が4~5cm伸び始めたら、水位を徐々に下げていきます。いつまでも、球根を水につけておくと、球根が腐ってしまい育たなくなりますので注意しましょう。根に少し空気が当たっているほうが、水を吸い上げて、どんどんと伸びていきます。


7) 1カ月ぐらいして根が充分に伸びて芽が出始めたら、覆いをはずして、日の当たる窓辺などで開花させます。大きく育ち、花が咲いたら茎から切って楽しみましょう。お花の香りがとっても優雅な気分にさせてくれます。

【おまけ】
花を切った後の球根を土に植えてみましょう。茎が出る程度の深さのところに根を傷めないようにそっと植えます。このときに肥料を少し与えます。土からの栄養分で球根が大きくなり、6月ぐらいに土を掘り起こすと球根が元のように大きく2つになっているので、土から出して風通しの良いところにおいて乾燥させます。また秋になったら水耕培し、花が咲きますよ。

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