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防災に役立つ「ローリングストック法」って知ってる?防災意識調査でわかった4割の人が実行している防災対策とは

2018.09.12


9月1日は防災の日ということで、各地で避難訓練なども行われたようです。最近でも台風21号の影響で停電などの被害があったり、北海道で震度7の「平成30年北海道胆振東部地震」が発生したりと、改めて災害はいつ起こってもおかしくないことだと痛感させられます。防災グッズのストックをしている方も多いと思いますが、実際どのくらいの方がどのようなストックをしているのでしょうか。富士山の銘水株式会社の「防災に関する意識調査」を紹介します。

防災グッズを準備している家庭は約6割

◆防災グッズの準備に関してのアンケート

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000011442.html

防災対策といえば真っ先に思いつくのが防災グッズの備蓄ですが、今回の調査によると防災グッズを用意している家庭は約6割。しかし、防災グッズの見直し頻度に関する設問では準備をしていると答えた6割の家庭のうち2~3か月以内に防災グッズの見直しをしている家庭は2割程度と、約8割の家庭で防災グッズの定期的な見直しができていない状態であるということがわかりました。いくら非常食といっても食べ物である以上賞味期限はありますし、食べ物以外のものでもいざという時に使えない場合がありますので、定期的な点検は必須ですよね。

約5割が名前を知らないローリングストック法って?

◆ローリングストック法の認知度についてのアンケート

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000011442.html

定期的に防災グッズを見直すのは面倒という方や、非常食をストックしておきたくない方におすすめなのが、日常的に使いながら備える「ローリングストック法」という備え方です。ローリングストック法とは内閣府でも災害時の備えとして推奨している方法で、防災グッズとして非常食の備蓄をするだけではなく、冷蔵庫の食料や普段食べるレトルト食品などを多めに買い置きしておいて日常的に使い、使ったら補充することで災害時に備える方法です。
非常食を1週間分用意しておくと単純に考えて「7日間×3食×人数分」の非常食の備蓄が必要ですし、備蓄していた非常食の賞味期限が切れそうになって食べようとしても、それだけの量があると消費するのも大変ですよね。しかし、ローリングストック法であれば、普段食べているもので備蓄をおこなうので、場所もとりませんし、災害時に普段と変わらないものが食べられるので、心理的にも安心感を得ることができます。
今回の調査で分かったローリングストック法の認知度や実践度を見てみると、名称を知らないまま実践している家庭を含めて約4割の家庭が実践していることがわかったそうです。普段から買い置きをしておくかどうかは家庭によってさまざまかと思いますが、レトルト食品など万が一の時に食べやすいものだけは多めにストックしておくと良さそうですね。

ローリングストック法で「飲料水」を備蓄

ローリングストック法で備蓄しているもののアンケートでは、ウォーターサーバー利用者へのアンケートということもあり、1位の「飲料水」が2位の「食料」を大きく上回る結果となりました。さらに飲料水の具体的な備蓄方法についてのアンケートでは、ペットボトルは約6割に対し、ウォーターサーバーで備蓄しているという家庭が8割と、ウォーターサーバーのほうが多いという結果に。
飲料水としてはもちろん、断水になってしまった状態でもさまざまなことに活用できるミネラルウォーターは、意識的に備蓄している家庭が多いようです。また、ローリングストック法で飲料水を備蓄している方のうち8割の方がウォーターサーバーを利用している点から、完全な備蓄ではなくローリングストック法で水を備蓄する際には、手軽に使うことのできるウォーターサーバーが人気なのかもしれません。

◆ローリングストック法を実践しているものについてのアンケート

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000011442.html

また、備蓄しておく飲料水の量についてのアンケートでは、4割の家庭が備蓄量を満たしているという結果に。5割に満たない結果となりましたが、備蓄しておく飲料水の量は一人当たり1日3L×3~7日分が推奨されていますので、仮に4人家族で1週間分を用意するとなると84Lが必要という計算になります。備蓄場所が必要なことを考えればそれなりに多い割合ではないかと思いました。

ウォーターサーバーで万が一の備蓄をスマートに

今回の調査では、ローリングストック法で備蓄している方の間でライフラインとしての水の備蓄の重要性が認識され、万が一に備えて備蓄している方が多いことがわかりました。また、ローリングストック法で日常的に飲料水を備蓄している方のなかでは、ウォーターサーバーを利用している方も多いことから備蓄としてだけでなく、日常的に飲料水を取り入れるという点でウォーターサーバーを取り入れるというのもアリかもしれません。

ウォーターサーバー「FRECIOUS」はライフスタイルに合わせて製品を選べて、日常的においしい天然水を飲むことが可能とのことですので、ローリングストック法の一環として検討してみてはいかがでしょうか。

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