使っていない新品のノートが手放せないときはどうする? | ミニマリストおふみの相談室
2024.09.29
みなさん、自宅や実家に『新品のノート』って眠っていませんか?
まだ使えるもの、特に新品のものは手放す難易度がぐっと上がりますよね。
今回はこんなお悩みが寄せられました。
『何も書いていない8冊のノートが勿体無くて捨てられない』
かつて汚部屋状態で、付箋紙やメモ帳を山のように持っていた私は大いに共感します…!
文房具類の整理でぶつかる壁として、新品の過剰ストックには誰もが悩まされると思います。
とはいえ8冊も控えていてはこの先使い切るのにどれだけかかるかわかりませんよね。
まだ使えるものをどうしていくか、考えていきましょう。
直近で使う分を1,2冊選り分ける
まず、ストックとして残す冊数を決めましょう。
私は毎年ノートを一冊用意して頭の中のメモ帳として使っていますが、残りが10ページくらいになってきたら新しい一冊を購入し、使い切ったら古いものは捨てています。なので『ストックは1冊』と決めています。
ただ、ノートはさほど場所を取るわけでもないと思うので、現状のストック8冊の中から向こう2年分くらいのストック用として1,2冊ほどに選り分けるのはいかがでしょうか。
その際に、“このノートがお店で売っていたとしたら今も買いたいと思えるかどうか”を考えてみるのがおすすめです。

もし使い勝手に不満がありそうだったり、別のノートのほうを使いたいなと思うようなら潔く別のノートに乗り換えてストックは全て手放しましょう。
手放し方①フリマアプリ
では、手放すと決めたものをどうやって実際に手放していくか。
フリマアプリで商品名を検索してみて、動きがあるようなら需要が見込めるので出品して売却するのも一つの手です。
写真を撮ったり商品情報を入力したり、購入者とのやり取りや発送など手間はかかりますが一番高く売ることができると思います。
この時、出品期限を決めておくのがおすすめです。フリマアプリは売れなかった時に出品したらしっぱなしになり、せっかく手放すと決めたのにいつまでも家から出て行かない状態に陥りがちです。
そこで、出品から1週間経っても売れなければ値下げする、再出品するなど決めておき、それでさらに1週間待っても売れなければ出品を取り下げて別の手放し方に切り替える、と決めておくと確実に手放していけます。

手放し方②譲る
私が会社員時代にしていた手放し方は、ノートやペンや付箋などの文具類は会社に持っていき、欲しい人に自由に持っていってもらって(譲って)いました。
他にも、身近な人に声をかけて欲しいものがあるようなら譲るということもしていました。
この時に気をつけたいのが、押し付けにならないようにすること。
不要なものを捨てる作業を他の人に押し付ける形にならないようによく注意を払うようにしたいですね。
手放し方③寄付する
ノートだけでなく、その他の文房具でも「手放したいアイテム名+寄付」で検索してみると、寄付を受け付けている団体が見つかるかと思います。
ダンボールに入れて発送し、海外の孤児院や国内のNPO団体などに寄付する形です。

その他にも近くの児童養護施設や保育園、児童館などの施設に問い合わせて持ち込みする形もあります。団体や施設によって、使いかけのものは寄付できない場合もあるので要確認です。
次の持ち主に使ってもらえると思うと安心して手放せますね。
手放し方④捨てる
質問者さんの質問が「もったいなくて捨てられない」ということだったので、ここまでは捨てない方法にフォーカスして紹介してきました。
これまでの手放し方をやってみよう!と思っていただけた方はぜひチャレンジしていただけたらと思いますが、正直なところ“ちょっと面倒だな…”と感じる方もいることでしょう。
その場合は、思い切って処分しましょう。一番簡単で即実行できる確実な手放し方です。
もったいないという思いがあるかもしれませんが、使わずに家で眠らせて場所をとっているのももったいないです。ノートはそれほど場所をとらないかもしれませんが、家の中にある使わないものを集めると結構な量になるのではないでしょうか。使わないもののために高い家賃を払うのはもったいない、そう思うと手放せる気がしませんか。
ものを捨てて視界がスッキリしたり、掃除しやすくなったり、探し物をする時間が減ったり、生まれた余白に今の自分にとって本当に必要なものを迎え入れたりできます。
捨て方は自治体によって異なります。リングノートのリング部分の扱いに悩むかもしれません。紙部分は古紙や雑がみ、リングノートの金属線のリングは資源回収されたり、リング部分が外せない場合は「燃えないゴミ」になったりすると思いますが、地域によって扱いが変わるので、お住まいの自治体HPでゴミカレンダーなどでゴミの分別を確認して処分しましょう。
ノートに限らず、文房具を手放したいけれどどうやって手放していいかわからないという方の参考にしていただけたらと思います。