住まいの今と未来をつたえる

暮らし

「キッチンにゴキブリが!」有効な駆除と対策を確認しておこう

2024.06.07

素早い動きとその醜悪な外見で人々に強い不快感を与えるゴキブリ。苦手な方も多いことでしょう。害虫として生活空間に入り込むため、もし見つけたらすぐに駆除をしたいのではないでしょうか?

駆除手順や退治・予防方法など、確実に対処できる方法をいざというときのために覚えておき、安心して暮らせる日々を送るために、ぜひ参考にしてみてください。


ドアの下の隙間や網戸の隙間、下水や排水溝などから這って入り込みます。
夜などには明りに向かって飛来した場合や段ボールなどについて室内にたどり着くこともあります。

野外で休眠越冬し初夏から活動を再開し屋内に侵入します。日中は樹木の中や樹皮の下、枯れ葉の下、植木鉢の下などに潜伏し夜になると活動します。


匂いに敏感なので、食物や水、食べ残しなどを放置せず、蓋のできるものには蓋をして、においを発生しないようにするとよいでしょう。

ベランダなどもこまめに掃除をし、落ち葉や枯れ木が地面に積もらないようにしましょう。植木鉢の下などに卵を産むこともあるので鉢をあげて掃除をすることをお勧めします。



ゴキブリは雑食性であるうえ、環境への適応力が優れているため、効果的な薬剤を使うことや侵入経路を断つこと、餌となるものをなくして清潔な状態を保つことを徹底してやりましょう。



・餌、誘引剤と粘着シートによる捕獲機などを設置する
・薬剤が遠くまで飛ぶスプレータイプの殺虫剤を準備しておく
・火や水による化学燻蒸で締め切った室内に燻蒸剤などを焚く
・ホウ酸などの食毒剤入りのものを出入口や排水溝など入り込めるありとあらゆる場所に設置する

薬剤を使わないのであれば、スリッパや不要な雑誌・新聞紙等で素早くたたいてやっつける…これは勇気も必要になるためあまりお勧めはしませんが、緊急時の手段としては難しい準備も不要ですぐに実行できますね。

筆者の自宅ではホウ酸団子を大量に作り、お弁当用アルミフォイルに置き、侵入経路と思われる 窓の内と外、下水配管付近、エアコンの排気口、換気扇付近など、これでもかというくらいおいてます。


基本的に火を使ったりせず、材料を混ぜ団子にして乾かす!この手順で簡単に作ることができます。
しかも、一度作れば半年もつため経済的です。

・ホウ酸100g
・小麦粉50g
・焼き肉のたれ 大さじ1
・牛乳 小さじ1
・玉ねぎ 半分
・ニンニク 1かけ

1 玉ねぎとニンニクをミキサーにかける
2 ビニール袋にミキサーの中身と他の材料を入れ混ぜる
3 混ぜた材料をよくもんで耳たぶくらいの硬さにする
4 ビニール袋から出して直径2センチくらいの団子にする
5 団子をつぶし真ん中をくぼませ乾燥させる
6 乾燥させた団子をお弁当用アルミフォイルに置く
7 ゴキブリの侵入口へ置く


ただし、小さなお子様やペットがいらっしゃるお宅などは少し注意が必要です。ホウ酸は毒性があるものなので、自作ではなくカバーがついている市販の商品にしたほうがよいかもしれません。
初夏からゴキブリの活動が活発になりはじめます。あなとも家族も皆が快適に過ごすために、苦手な方こそ早めに準備・対策をしておきましょう。

タグ TAG