非常食で五目炒飯!おすすめ防災備蓄食活用レシピで料理をつくってみた
2022.11.18

- 目次
- 1.尾西食品の非常食・携行用食品のアルファ米は“普通においしい”
2.アルファ米ごはんシリーズで「五目炒飯」を作ってみた
3.簡単に美味しく食べられる非常用保存食がたくさん揃えられている
4.非常食を普段から食べ慣れておくことでより安心した被災後生活を
2022年10月28日㈮~29日㈯に練馬区にあるCoconeri区民・産業プラザ・産業イベントコーナー(3階)にて「練馬区防災フェア」が開催されました。
練馬区防災フェアの様子は下記URLから360度画像ツアーで確認可能です
https://r02345586.theta360.biz/t/7683a544-57d5-11ed-8fc1-063b2b63adb9-1
株式会社ヨコソーはこのイベントの運営に携わっていましたので担当者は出展企業各社を見て回ってきましたが、その中でも特に関心を持った尾西食品株式会社さんの“アルファ米ごはんシリーズ”をご紹介します。
アルファ米ってどういうもの?(尾西食品さんのHPにて紹介されています)
尾西食品の非常食・携行用食品のアルファ米は“普通においしい”

昨今、近い将来の発生の切迫性が指摘されている大規模地震に備えて防災対策や備蓄の見直しや強化を進められている人も多いと思います。発災後の在宅避難には室内安全対策(家具転倒防止など)が重要であることも認識されてきていますが、防災対策と聞いてすぐイメージできて行動に移しやすいものとしてはやはり非常食・備蓄食ではないでしょうか。
現在では防災食品分野で№1※の信頼を得るまでになっている尾西食品さんですが、イベント当日は試食会も実施されており、来場されたお客様に“アルファ米ごはんシリーズ”の長期保存できるヒミツや調理の手軽さ、ゴミを少なくできるようにしている工夫だけでなく、商品の美味しさを実感してもらっていました。
※富士経済調べ 「2021年 防災食品のマーケット分析と将来性予測」 米飯類メーカーシェア(2020年実績)


非常食や備蓄食と聞くとどうしても味はイマイチなのかなと思ってしまいますが、来場されたお客様も担当者も試食してみて『普通に美味しいね』と口を揃えていました。それもそのはず、尾西食品さんは“非常用や携行用の食料とはいえ、おいしくなければ意味がない”という考えのもとで商品開発をされているそうです。本当に普段どおりの食事のようで美味しかったです。
尾西食品さんの美味しさや安全への取組みはこちらから
アルファ米ごはんシリーズで「五目炒飯」を作ってみた

尾西食品さんではHPに“とっておきアレンジレシピ”として商品を使ったレシピを紹介しています。
今回、担当者にて実際に「五目ごはん」を使って「五目炒飯」を作ってみました。
【材料】
・アルファ米ごはんシリーズ「五目ごはん」
・湯(160ml)
・卵(1個)
・植物油(大さじ1)
・塩こしょう(少々)
・しょうゆ(小さじ1)
・ごま油(小さじ1)
・わけぎ(20cm)
【つくり方】
1.袋の上部の封を切り、中からスプーンと脱酸素剤を取り出します。



2.袋の中の注水線までお湯を入れたらスプーンで中身をよくかき混ぜます


3.袋上部のチャックを閉めて15分間待ちます。


4.フライパンに油を入れて中火で加熱し、卵を入れて半熟のうちに五目ごはんを加えて手早く混ぜてほぐします。
卵とごはんが混ざったら、塩・こしょうをふりかけて味を調えます。
適度にごはんを炒めたら、フライパンのフチからしょうゆを回し入れて手早く混ぜ、最後にわけぎとごま油を加えて軽く炒め合わせます。


5.お皿に盛り付けたら完成です。


1袋でお茶碗ちょうど2杯分の五目炒飯ができました。思っていた以上に簡単に作れたことと、子どもと一緒に食べましたが子どもが喜んで食べてくれたことが印象的でした。皆さんもぜひお試しください。
ちなみに、つくった五目炒飯の画像を尾西食品さんに見ていただいたところ、“同じレシピなのに美味しそうです!非常食が身近に感じられるような取り組み、感謝申し上げます。”とのコメントを頂戴しました。
美味しく食べられる非常用保存食がたくさん揃えられている

前段のつくり方①でご紹介したように、袋の中にお湯を入れて(水でも可能です)かき混ぜて放置しておくだけで美味しい非常食となるのがアルファ米のすごいところですが、いろんな味・シリーズの商品があるのもとても嬉しいポイントです。

【アルファ米ごはんシリーズ】
炊き立てのご飯のおいしさをそのままに急速乾燥した「アルファ米」を使用。お湯又は水さえあれば、簡単にふっくらご飯ができあがります。スプーン付きだから何処でも食べられるというのも嬉しいポイントでした。
【おかゆシリーズ】
お湯を注いで15分間で本格的なおかゆができあがります。お湯の量を調整することでおかゆ・やわらかご飯などの調整もできるそう。ご高齢者向けの非常食としてもオススメとのこと。
【エスニックシリーズ】
ビリヤニとナシゴレンの2種類。ビリヤニはインドや中東など幅広い地域で食べられているスパイスを効かせた炊き込みご飯。ナシゴレンはインドネシアやマレーシアの伝統的な辛味の効いたチャーハンです。試食させてもらいましたが、結構辛めだったので辛いものが苦手な方は注意してください(笑)
【おにぎりシリーズ】
お湯又は水を入れるだけで具材の旨みがギュッとおいしい三角形のおにぎりが出来上がります。手を汚さずに簡単に三角形おにぎりをつくれる・食べられるというのは新しい発見でした。
上記シリーズをはじめとした商品のつくり方の分かりやすい動画もあります。https://www.onisifoods.co.jp/products/movie/koshoku.html
非常食を普段から食べ慣れておくことでより安心した被災後生活を

最近はローリングストックという言葉も徐々に浸透し、災害時の食料対策として挑戦されたことがある人も増えてきたのではないでしょうか。実際にローリングストックをしてみようとするとこれがなかなか難しいという感想を持つ方も多いと思います。また、被害状況によってはガスや電気などが使えずに調理方法が限られる場合もあることでしょう。そのようなときに簡単に調理ができて美味しく食べられる非常食があるととても安心ですね。
ただ、“非常食だから”“非常時だから”食べ慣れない食事となるのは仕方ないにしても、「食べたことがある味」「自分が美味しいと感じられる味」「それが簡単に調理できる」非常食であればより一層安心感が増す(災害時のストレスが少しは軽減される)のではないでしょうか。つくり方は知っている、という状態になっておくだけでも被災後生活の不安感は軽減されることでしょう。
アルファ米シリーズをはじめ現在は多くの非常食が販売されていますし、通常の食材でも非常時に簡単に調理できる防災クッキングのような情報も多く公開されています。これまで防災対策に手が回っていなかった方も、非常食を食べてみる・つくってみることから防災意識を高めて行動に移してみるのはいかがでしょうか。