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リフォーム

カーテン・ブラインド・ロールスクリーンの交換でお部屋の印象を変えてみよう

2020.03.17


もうすぐ春ですね。春という言葉の響きだけで気分がウキウキしてきそうですが、長い間変わらぬ生活でマンネリ化しているので春になったらお部屋の中だけでも気分展開したいと考えている人もいるのでは。だけど毎日忙しくて模様替えにたくさんの時間をかける余裕はないという人も・・・。そんな時には、手軽に挑戦できるカーテンやブラインド、ロールスクリーンなど窓まわりの装いを変えるのがおすすめです。ちょっと変えるだけでもお部屋の印象をガラリと変えることも可能です。お部屋も気分も一新させてみませんか?おすすめの窓まわりの模様替えやリフォームについて紹介します。

最後にカーテンを交換したのはいつ?

お部屋の模様替えを考えた時、今ある家具の配置を変える場合や新しくソファーやベッド、収納などを買い替える場合などがあると思います。しかし、部屋や家具の形状によっては配置できる場所が限定されてしまっていることもあります。とは言え、模様替えのたびに毎回家具を新調していてはもったいないですし、お金もかかる上に古い家具の処分も大変です。壁紙を変える方法もありますが家具の移動の手間や時間、全面を変えるとなるとお金の負担も大きくなりがちです。

お部屋の雰囲気を変えて気分転換や新生活を迎えたいけれど、引っ越しや部屋の大掛かりなリフォームをするほどの余裕はない。だけど小物を交換するだけでは物足りない。そんな時におすすめなのが、少しの変化でガラリとお部屋の雰囲気を変えることができる窓まわりの模様替え、特にカーテンを変えることをおすすめします。カーテンの柄を変えることによって、部屋の印象が変わります。

好みのカーテンにするだけでも気分転換になりますが、色にはそれぞれ人に与える心理的効果があることも考えて選択するのも良い方法です。例えば、緑のカーテンはリラックス効果をもたらしてくれ、白いカーテンは理想を実現させる効果があるようです。ピンクのカーテンは愛の象徴、青色は仕事運を高めてくれるようです。自分が今欲しいと思う効果にあったカラーを選ぶのもおすすめの方法です。

ちなみに、あなたの部屋の窓にかかっているカーテン、最後に交換したのはいつでしょうか。引っ越して来た時から同じカーテンを使用しているなんて人も実は意外といるのではないでしょうか。そんな方は交換してみようという気持ちになれるチャンスかもしれません。

カーテンに飽きたという人には、窓まわりにブラインドやロールスクリーンをつけることをおすすめします。カーテンにはない魅力があります。次ではそれぞれの特徴を紹介しますので自分の部屋によりマッチするものを選ぶ参考にしてみてください。

カーテン、ブラインド、ロールスクリーンそれぞれの特徴

カーテン、ブラインド、ロールスクリーンのそれぞれの特徴を知り、メリットとデメリットを知ることで、自分の部屋により相応しいアイテムを選ぶことができます。

【カーテン】
カーテンは設置するのが一番簡単なアイテムです。窓のサイズに合わせたカーテンを選ぶだけでよいので簡単ですよね。市販されているカーテンは自宅で洗濯できるものが多いですし、市販品でもオーダーメイド品でもデザインの種類が豊富な点が特長です。窓まわりのアイテムの中で、一番手軽に交換できることや好みのカラーやデザインが見つけやすいことがメリットです。また、薄手のレールのカーテンと厚手の遮光カーテンを「組み合わせ」られることも特長で、光を取り入れたり遮断したりすることなども可能です。

【ブラインド】
ブラインドは、上にまとめられるので床掃除の邪魔にはなりません。スラット(羽)の角度によって外からの目隠しをしながらも光を取り入れる調整ができますし、スラット(羽)を閉じることで光を遮断することも可能です。ブラインド1つでカーテン2枚分の役割ができることも特徴ですね。また、カーテンやロールスクリーンに比べると素材の種類が豊富なので、部屋の雰囲気に合わせやすいのも特長です。しかし、ブラインドのスラット(羽)の部分に埃が溜まりやすく、羽を1枚1枚掃除しなければならないことはデメリットです。

【ロールスクリーン】
ロールスクリーンは窓まわりを1番シンプルにしたい場合に使用するのがオススメです。小さな窓の目隠しに使用する際にも適しています。開閉も紐を引っ張るだけなので簡単です。汚れた際は取り外して洗えるタイプもあります。しかし、ブラインドもそうですが設置するのにはカーテンよりも少し手間がかかります。また、ブラインドもロールスクリーンも市販品のカーテンよりはコストがかかる場合が多いです。

それぞれメリットデメリットがありますが、あなたがつくりたい部屋にあったアイテムを選ぶことで内装リフォームをすることなく、部屋の雰囲気を変えることができます。

それぞれのポイントを押さえて部屋づくりに活かす

部屋のインテリアは統一感があった方がおしゃれに見えます。エレガントさや上質で落ち着いた雰囲気の部屋にしたい場合は、カーテンのふちにトリム(カーテンをドレスアップするためのアクセサリー)の付いたたデザインのものを使うと華やかになります。端に留める際に上半分をゆったりとさせるとおしゃれです。

解放感のある雰囲気の部屋にしたい場合は、外から除かれる心配が無ければ分厚いカーテンではなく、レースのカーテンのみを使う方法もあります。真っ白なレースのカーテンは、お部屋を明るく見せてくれます。

天然木のブラインドを使用すると癒しや木のぬくもりを感じさせてくれるお部屋空間を作り出してくれます。その効果から寝室に使われる方も多いようです。ブラインドの色や素材をインテリアと合わせることで、部屋に統一感を出すこともできます。
お部屋に腰高窓がある場合は、開け閉めの簡単なロールスクリーンがおススメです。腰高窓は光を取り込む量が掃き出し窓より少なくなるので、部屋を明るく見せたい場合は、明るい色のスクリーン選ぶとよいでしょう。反対に、落ち着いた明るさにしたい場合は、落ち着いた色で光を通しにくい素材を選ぶと、外の明かりに左右されることがない空間がつくれます。

また、ロールスクリーンはキッチンの小窓や玄関の明かり取り窓などにも適しています。リビングとキッチンが同じ空間にある場合、同じ柄や色にすると内装に統一感がより一層出てきます。

窓まわりの模様替えでより楽しく過ごせる住まいづくりを

窓まわりのアイテムを変化させるることで、部屋の環境や生活にも変化が生まれます。良い変化は、住む人の心に豊さを生みます。

時間やお金に余裕がある人は、カーテンなどのアイテムを変えるだけでなく、断熱効果の向上なども含めたリフォームを考えてもよいかもしれません。内装全体のリフォームは大変でも、窓ガラスを変えるだけでも快適な住空間を手に入れることができます。

例えば、窓ガラスを真空ガラスにすると、室外の熱を遮断するので、室内の温度の急激な変化を抑える効果があります。夏は冷房をつけるとその熱が外に逃げないので部屋は涼しさを保ったままで、冬は温かい空気が逃げないので温かさを保っていられます。冷暖房効果が上がり、電気代が節約できます。

今年の春は窓まわりの模様替え・リフォームで新生活を迎えてみてはいかがでしょうか。

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