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自宅の消火器は赤色じゃなくてもOK?! 安全性向上とオシャレを同時に叶えるアイテム

2020.02.28

あなたのご自宅ではいざという時のために消火器の備えはしていますか?消火器自体は備えていても、滅多に使うものではなかったり(もちろん使う機会がないほうが良いですね)、いかにも防災器具といったデザインがインテリアにそぐわなかったりなどの理由で、収納の奥底などにしまっているご家庭もあるのではないでしょうか。赤くて重量感のある見た目と、キッチンの隅に置かれて定期的にメンテナンスや交換が必要なもの…これが一般的な家庭消火器のイメージではないでしょうか。最近では、様々なデザインの消火器が登場しています。安全面にも考慮しながら部屋のインテリアとしても機能させたいという人必見の、『防災×オシャレ』な消火器をご紹介します。

家の消火器はどこに置いている?使用期限は大丈夫?

消防関係法令により消火器の設置が義務付けられている建物がありますが、一般的な家庭では、消火器の法的な設置義務はありません(賃貸住宅の場合、管理会社や建物のオーナーによって購入が必須という物件もあります)。しかし、一般家庭でも初期火災には有効な効果が期待できますので、万が一の事態に備えて1つは置いているご家庭が多いのではないでしょうか。 日本は地震大国と言われていますが、キッチンで調理中に大きな地震が起きてガスの火がキッチン用品に燃え移る可能性や、ストーブや電気機器などが倒れて出火するケースも考えられます。そんな時でも、消火器が自宅にあれば出火直度に初期消火できる場合があります。 ご家庭にあると安心できる消火器ですが、、大きくて重いものがほとんどです。また、色も存在感のある赤で目立つため、インテリアにこだわりがある人であれば部屋の目につく部分にはあまり置きたくはないと考える人が多いのでは。消火器を押し入れや収納の中など目立たないところなどに置いてしまい、いざという時にすぐに使えなくなっているご家庭もあるのではないでしょうか。 また、小さな子どもがいるご家庭では、うっかり子どもが遊んで中の消化剤が噴き出してしまわないように注意しなければなりません。しかし、消火器を子どもの手の届かないところに置くあまり、いざと言う時に使えないのではやはり意味がありません。 設置はしているけど「使用期限」を気にしたことがなかったという人も意外といるかもしれません。消火器には使用期限があります。使用期限を過ぎた消火器は、中の圧力が減り、いざ使用する際に中から消火のための薬剤が出なかったり、放射の勢いがなく消火することができなくなる可能性があります。 また、容器に傷や腐食があると破裂する可能性もあり、大変危険です。消火器の使用期限のチェックや容器の腐食確認などのメンテナンス、そして現在自宅内のどこに消火器があるのかなどを一度家族で改めてチェックしてみましょう。

「住宅用」消火器について学んでみよう

火災が起きてしまうと、財産だけでなく思い出までも失ってしまうかもしれません。また、自分や家族だけでなく、近隣の方なども巻き込んでしまう可能性もあります。そうならないためにも日頃から消火器の基本的な知識や防災意識を高める必要がありそうです。初期消火に効果的な消火器ですが、その消化剤の種類はいくつかに大別することができます。1つ目は粉末系消火器です。粉末となった消化剤によって火の勢いを抑えて消化します。一般家庭に多く見られるタイプもこちらです。2つ目は水系消火器です。冷却効果を使って消化します。3つ目はガス系消火器です。窒息効果を利用して消化をします。また、「住宅用」「業務用」にも分かれています。ここでは「住宅用」に焦点を当てて紹介します。「住宅用」消火器は蓄圧式消火器と言われ、その名の通り圧力によって消火剤を噴霧して使用します。 消火器を使用する際は、手順があります。基本的には上部のピンを抜き、ホースを対象物に向け、レバーを握るだけで消火剤が噴霧されます。有事の際には、消火器に記載された手順をゆっくりと読む時間はないと思うので、日頃から手順を確認しておけば安心ですね。また、消火器を使用する場合でも避難経路を確保して状態で使用した方がよいので、火災が発生してしまった場合のシミュレーションをしておくことで二次災害を防ぐことにも有効です。日頃から防災意識を持つことをオススメします。 また、消火器を効果的に使用するためには、日頃のメンテナンスが必要です。容器が劣化していたり、使用期限が切れていたりしていては使用できません。消火器は、消火器リサイクル推進センターにリサイクルに出します。全国にある指定窓口に直接持ち込むか、回収に来てもらう、もしくは郵送するという方法があります。いずれにしても事前の申し込みが必要になります。新しい消火器は、インターネットやホームセンターで購入することができます。消防署では消火器のメンテナンスや訪問販売することはありませんので、「消防署の方から来た」と名乗る販売員にはご注意ください。

安全性向上とおしゃれなインテリアを同時に実現できる住宅用消火器がある?!

実は、最近の消火器には赤以外の色をメインカラーとして使われているものがあることをご存じでしたか?キッチンやお部屋のインテリアにこだわりたい人向けにインテリアにマッチする消火器があります。 そのうちの1つをご紹介いたします。元々消防車や消火器などを製造していたモリタ宮田工業株式会社が、防災の新たなブランド『+maffs』を立ち上げています。従来の赤くて重くて大きな消火器をスタイリッシュして、暮らしの中に防災をより取り入れやすくしています。カラーは2種類で、1つ目は白い消火器で、明るいリビングにも似合う消火器です。もう1つは黒色で、シックなキッチンや濃い茶系の家具があるリビングにも似合う消火器です。消火器を特別なものとせず、生活の一部にあるものだと認識される工夫がなされています。 もちろん消火するという本来の機能は損なわず、女性やお年寄り、子どもでも持つことができるスリムなデザインと軽量化を追求しています。 さらにデザイン性だけでなく、噴出物の成分にもこだわって開発されています。噴出物の成分をお酢や食品由来の原料にすることで、使用した際の体への配慮も考えられています。 その他のメーカーでも、キャラクターがデザインされているものや、形自体も消火器と思えないデザインのものまで、今や消火器は見えないところに置いておかれるものではなく、いかに身近なものとできるかが考えられているものなのかもしれません。単に消火するためだけに備える物という考えではなく、生活の一部として防災をより取り入れやすいような工夫がでされてきています。日常の暮らしの中に防災を自然と取り入れることができれば、日頃からいざという時に備えることができます。そうなれば慌てたりパニックに陥ったりする可能性が減り、被害を最小限に抑えることにも繋がっていくことでしょう。

おしゃれで安全ないい住まいづくりを目指して

過去に起こった日本列島を襲った大地震から、国民の防災意識は高まってきています。 消火器もご紹介したように、見た目にも良く導入しやすいものが発売されています。それらを取り入れることで、火災に対する備えだけでなく、防災全般に対する意識を上げることにも効果があるはずと期待しています。 また、地震の際に火災が起きやすい理由には、家具の配置や家の素材が原因である場合もあります。防災グッズの備えも大切ですが、防災の面で強い家にリフォームすることで、家自体の性能や価値をアップさせることもできます。これは長い目で見れば、家を長持ちさせたり資産価値を維持・向上させることにも繋がります。 ちなみに3月7日は、消防記念日です。この機会に、本当の意味での暮らしやすい「いい住まい」とは、どのような家なのかをじっくりと考えてみてはいかがでしょうか。 参考URL https://my-best.com/410
消火器の期限は何年?古い消火器の処分の仕方や買換えで注意すること
https://www.moritamiyata.com/products/

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