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最優先にやるべき防災(地震)対策は家具の転倒防止!東日本大震災から8年

2019.03.15


3月11日に発生した東日本大震災から丸8年を迎える今年。昨年も大阪北部地震や北海道胆振東部地震といった地震や、西日本豪雨などの多くの災害が発生しました。首都直下型地震をはじめ、各地で将来的な震災の発生も危惧されている中、各家庭では実際にどの程度防災対策がされているのでしょうか。備蓄・避難対策・家具の転倒防止など防災対策でも種類がありますが、今回は効果的な家具転倒防止対策とともに防災に関する情報をご紹介します。

恐れている災害1位は地震!備蓄をしている人は半数以下という結果に

株式会社マクロミルが20~69歳の男女1,000名を対象に調査した「災害や防災に関する定点調査」によると、最も恐れられている災害は「地震」が1位となっておりその割合は96%にも上りました。また、2位の「豪雨・洪水」のスコアは西日本豪雨が発生した後の2018年7月の調査で10%以上増加し、65.5%に。特に被害の大きかった中国・四国・九州エリアだけだと74%と大きく伸びたのだそう。西日本豪雨をきっかけに「豪雨・洪水」への恐怖心が上がっていることがわかりますね。


(株式会社マクロミル調べ)
引用元:https://honote.macromill.com/report/20190214/

前述のアンケートで地震を恐れている方が一番多いことがわかりましたが、それでは実際にどの程度の方が防災対策を行っているのでしょうか。同調査によると大災害に対する備えとして行っていることで1位となったのが「避難場所や避難所の確認(48.1%)」、僅差で2位となったのが「日用品・水・食料品などの備蓄(47.2%)」となっています。大規模な災害に対してほとんどの方が危機感を持っているものの、約半数の方は避難場所や避難所すら分かっていないというのが実情のようです。現在危険視されている首都直下型地震では被災人口が多いため深刻な物品の不足が予想されますが、備蓄している方が半数以下というのも不安ですね。


(株式会社マクロミル調べ)
引用元:https://honote.macromill.com/report/20190214/

阪神淡路大震災被災者死亡原因の7割以上が圧死

災害対策をしている方は一番多い対策でも半数程度ということがわかりましたが、一番危機意識の高い「地震」では実際にどのような対策が一番効果的なのでしょうか。過去の大規模災害の被害状況をみると、海沿いの地域を襲った3.11では津波での死者が多かった一方で内陸部を襲った大規模地震である阪神淡路大震災の死亡原因で最も多かったのが窒息・圧死だったのだそう。さらに亡くなった4,400人の死因解剖結果によると、9割にあたる3,960人は地震発生から15分以内に死亡していたことが分かっています。つまり窒息死・圧死で亡くなった方の9割がほとんど即死だったのです。避難訓練などでは地震発生後避難所に避難するようマニュアルが組まれているかと思いますが、実際に大規模な地震が発生した場合には避難する前に家具などの下敷きになって避難できない状態になってしまうことを防がないといけないようです。3.11で大規模な被害を生んだ津波や地震後の火災などが地震被害のイメージとして強いかと思いますが、大規模な地震が発生した場合には備蓄や避難以上に地震発生の瞬間の家具転倒などに注意する必要があるのです。


引用元:https://www.kkr.mlit.go.jp/plan/daishinsai/1.html

パワフルな家具転倒防止グッズ『不動王』で震災への備えを

大規模地震が発生した場合に最も注意しなければならないのが家具の転倒などによる窒息・圧死ということがわかりましたが、前述の「災害や防災に関する定点調査」では「家具や家電の転倒・落下防止」の対策をしている方は26.9%と4分の1程度しかおらず、多くの方が対策できていないことがわかります。首都直下型地震では被災者が多い分救助まで時間を要することが予想されますので、自力で避難できるよう地震直後の圧死・窒息死を防ぐ対策が必要ですね。
家具の転倒防止グッズも多くありますが、今回は転倒防止グッズのうちの一つ、不二ラテックス株式会社の『不動王』の耐震実験を見学させていただけましたので、ご紹介したいと思います。

『不動王』にはいくつか種類がありますが、今回見学させていただいた耐震実験ではパソコンの転倒防止グッズの実験が行われました。震度7の想定で『不動王』を設置したパソコンと100円ショップで購入した製品を設置したパソコンを揺らし比較を行います。

まず100円ショップで購入した製品を取り付けたパソコンを、専用の疑似地震発生装置(2軸=縦揺れ・横揺れで揺れを発生させる装置)で揺らします。


動画で見ていただくとわかるのですが、今回使用している実験装置では最初は縦揺れが発生しその後横揺れになるという地震を再現した装置です。実際に100円ショップで購入した製品を揺らしてみると……


商品だけ床に残して、パソコンが倒れてしまいました。動画で見てみると最初の揺れの時点ですぐにぐらつき始め数秒もたたないうちに倒れてしまっていることがわかります。実際の地震が発生した場合はデスクの上にのっていることを想定すると、あっという間に壊れてしまいそうですね。
動画をご覧になりたい方はコチラ

続いて『不動王』を設置したパソコンを実験装置で揺らしてみます。


こちらも動画を見ていただくとわかるのですが、他社商品が倒れてしまった初めの揺れの段階ではほとんど揺れておらず、その後激しい横揺れとなった時にも揺れはするものの倒れることなく耐えることができています。
動画をご覧になりたい方はコチラ

今回の実験ではパソコン用の製品での耐震実験でしたが、似たように見える製品でも効果は製品によって大きく異なるということがわかりました。大規模地震の時に生き残るため、そして、大切な家族を守るためにはなによりもまず、地震発生直後に家具の下敷きにならないことが大切です。避難所の確認や備蓄などももちろん大切ですが、発生後の避難だけでなく避難できる状態でいられるよう根拠の確かな製品で対策をおこないましょう。
(ちなみに、不動王に関しましては、震度7に対するエビデンスとして【3次元測定機による兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)再現波による実証実験済】としっかり表記されておりました。)

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