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大掃除ではなく中掃除!片付けのコツとは?【おふみの相談室】

2019.12.11


今年も終わりに近づき、年末の大掃除の時期が迫ってきました。きれいな部屋で新年を迎えるために、一家総出で大掃除をするのが習慣のご家庭も多いかと思いますが、年に一度の大掃除の時間だけではすべてが終わりきらないと不安になっている方も多いのでは。今回の相談は大掃除ですっきりと年越しをしたい、というご相談です。

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毎年年末に大掃除をしていますが、そのたびに大量のいらない物がでてきて処分に困ってしまいます。
大掃除は掃除の範囲も広いですし、家族全員分の物があるので本人がその場にいないと捨てるにも捨てられないものも多く、だけど掃除も進めなければいけないし…で毎回完全にすっきりというわけではなく、微妙にモヤモヤします。
どうしたら大掃除ですっきり片付けることができるのでしょうか。

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はっと気づけばもう師走、大掃除の季節がやってきました。
とはいえ、私は実家を出て一人暮らしを始めてから、大掃除は一度もしたことがありません。春と秋など、年に数回に分けて「中掃除」をするようにしているからです。

中掃除は、大掃除より規模が小さいのでハードルが低く、気軽に取り組めます。また、年末という寒い時期ではなく気候のいい頃に掃除できるのもポイントです。

春の掃除でダイニングのカーテンの洗濯と窓拭きを、秋の掃除で寝室のカーテンの洗濯と窓拭きを、というような形でいくつかの工程を分割して年間通して取り組めるので、取り掛かるハードルが下がります。

おすすめなので、もしよかったら来年から取り入れることを検討してみてください。

家族のものを「保留袋」に仕分けして、大掃除を進めていく

とは言えもう今年もあとわずか、年の瀬が近付いてきましたので大掃除にどう取り組むか考えていきましょう。

>>家族全員分の物があるので本人がその場にいないと捨てるにも捨てられないものも多く、だけど掃除も進めなければいけないし…で毎回完全にすっきりというわけではなく、微妙にモヤモヤします。

確かに、家族の物を勝手に捨てるのはご法度なので、一気に片付けてしまいたい大掃除に当日に本人がいないと、片付けがストップしてしまって困りますよね。

そこで提案です。家族の人数分のカゴかビニール袋などを用意してみましょう。捨てていいかわからない物は、人別にその袋に分別します。後日、本人が家にいるタイミングで中身を確認してもらい、必要なら自分で片付けをしてもらって、不要なら手放してもらいます。こうすれば、個人のものは保留にしておきながら、片付けを進めていけます。

「すっきり片付ける」というのはそもそも数ヶ月かかってもおかしくないこと。大掃除だけでなんとかしようと気負わないで。

>>どうしたら大掃除ですっきり片付けることができるのでしょうか。

とありますが、そもそも「片付けてすっきりした状態を保つ」ことは本来であれば数ヶ月かかってもおかしくない大変なことです。現在、既にある程度少ない物量ですっきりした部屋をキープできている状態のご家庭でない限り、1回の大掃除のみで部屋をすっきり片付けるというのは難しいと考えています。私の場合、「これが適量だ」と感じるすっきりした部屋と物量を実現するまで、少なくとも6ヶ月かかりました。

2014年の10月から片付けを開始して、翌年3月に引っ越しした際にこれまで捨てるに捨てられずにいた大型ごみを処分したり、細々したもので判断を先送りにしていた物も処分して、ようやくある程度すっきりした物量を実現できました。その後も2年かけて少しずつ持ち物を見直していきました。

「すっきり片付いた状態をキープする」というのは、そもそも3カ年計画くらい長い目で見た方がいいことだと考えています。

なので、大掃除のみですっきり片付けようと気負わなくていいと思います。これが片付けの始まりであり、ひとまずある程度まで部屋の綺麗さをリセットできればOKという気持ちで取り組むことをおすすめします。
年内に大掃除が終わらなければ、作業を分割して残りは翌年に取り掛かったって構わないのです。
本気ですっきり片付けたいと決心したのなら、1日1つでも、小さなものでもいいので物と向き合って要・不要を判断し、年に数回「中掃除」をしたりして、理想とするすっきりとした状態になるようにコツコツと片付けの階段を上がっていけばいいのです。

あまり気負わずにいきましょう。

中掃除のメリット

翌年に持ち越したら、中掃除の始まり。
ここから中掃除のメリットについて詳しくお話ししていきますね。

そもそも大掃除は“新年を迎える前に部屋を整えておく”のが目的だと思いますが、それなら“一年を通して整えておく”方がもっといいですよね。90%汚れを溜め込んで年に一度大掃除をするよりも、60%に達したらこまめに掃除して、一回一回の掃除が大規模、大掛かりにならないうちに手を打った方が楽です。掃除に取り掛かるハードルが下げられますし、綺麗な状態の部屋で過ごせる期間が長い方がいいですよね。

普段から中掃除をしてある程度の綺麗さを保っておくことで、年末はいつも通りの掃除あるいは中掃除をすれば部屋が整い、気持ちよく新年を迎えられるという算段です。

中掃除のメリット

・作業を分割して少しずつ取り掛かれるので、年末の掃除に対するハードルが下がる

・年末年始の慌ただしいタイミングでしなくていい(ほかのことに時間を使えるようになる)。

・気候のいい頃にできるので、拭き掃除をしても寒くない。窓の外を拭いても凍えない。

・年に何度も気持ちをリセットできる。

ちなみに、中掃除の際は下記のような掃除を年間で分割して行なっています。

・カーテンの洗濯

・窓の拭き掃除(新聞紙で)

・換気扇の掃除

・洗濯機の洗濯層の洗浄と乾燥

・押入れの中を整理、掃除

・マットレスについた髪の毛をコロコロで除去する

・寝袋(snowpeakオフトン)の洗濯と乾燥

・毛布の洗濯と乾燥

・本箱の整理、本を処分

・服の整理、売却

・不燃ゴミで出したいものはないか見て回る

・玄関、呼び鈴、表札、郵便ポスト等の拭き掃除

・マンション共用部の手すりの拭き掃除

また、中掃除をするタイミングとして、私の場合は来客時に行います。来客、特に出版社の取材の予定が入ると、その一週間前くらいから中掃除を開始します。なので、年に3,4回は少なくとも中掃除をしています。

取材がなかったとしても、友人や取引先の方を招くタイミングで中掃除をします。年に5,6回中掃除をしていれば、定期的に部屋の汚れをリセットでき、極端に散らかるエリアも生まれず、一年を通してある程度スッキリした部屋で過ごせるのでおすすめです。

あまり気負わず、できるところまで掃除しようの精神で、楽しくいきましょう。

気持ちよく新年を迎えられますように。

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