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空気清浄機を効率的に使えている人はたった5%!感染症予防対策のための選び方と使い方

2018.09.26


記録的な猛暑だった夏が終りに近づき、だんだんと涼しくなってきましたが、涼しくなったり空気が乾燥してくると風邪やインフルエンザなどの感染症が増えてきます。特に冬期は感染症予防のためにマスクや空気清浄機などで対策されている方も多いのではないでしょうか。空気清浄機といえばハウスダストや花粉症対策として設置している方が多い印象ですが、最近ではウィルスなどによる感染症対策としても注目されています。そんな空気清浄機に「正しい使い方」があるのはご存知ですか?コーウェイ株式会社が空気清浄機を積極的に利用している男女400名を対象におこなった「空気清浄機の利用実態に関する調査」をもとに、空気清浄機の正しい使い方を紹介します。

感染症予防に空気清浄機を利用している人は約半数

Q.風邪やインフルエンザなどの予防対策として行っていることは?



※画像は提供素材より

風邪やインフルエンザの予防対策として行っていることのアンケートでは、手洗いやうがいといった日常的に行うメジャーな対策が1位と2位にランクイン。空気清浄機を予防対策として使う方は約50%にとどまりました。空気清浄機を積極的に使用している方を対象としたアンケートにしてはやや低い数字のようにも感じます。感染症専門医の武井医師によると、手洗い・うがいを徹底しながら空気清浄機や加湿器を適切に使用することが予防対策には効果的だそう。空気清浄機は適用床面積が大きい製品ほど浄化速度が速く、また、吸引した細菌やウイルスを確実に不活性化できる高性能なフィルターを備えているものを選ぶのがおすすめなのだそうです。
さらに空気清浄機を1年間で稼働させている日数は平均「230日」で、平均的に見ると1年の約3分の1は使われていないようです。1日の稼働時間は感染症や花粉の時期でも平均14時間ほどという結果になりました。筆者宅は猫がいることと、つけたり消したりするのが面倒という理由で24時間稼働にしているのですが、マメに操作している方が多くて驚きました……。武井医師によると、人が呼吸するときに肺に取り入れる空気の約9割は室内の空気ですが、「①においの原因となるたばこの煙や調理中のガス」「②アレルギー性鼻炎や気管支喘息の原因となるアレルゲン」「③PM2.5などの大気汚染物質」が存在するため、これらを除去することが期待できる空気清浄機はメンテナンスの際を除いて24時間稼働させておくことが、感染症やアレルギーによる呼吸器症状の悪化予防対策として薦められているそうです。

Q.空気清浄機を1日のうち大体何時間使用していますか?



※画像は提供素材より

空気清浄機を選ぶポイントは?

Q.空気清浄機を選ぶ際に重視したことはなんですか?



※画像は提供素材より

空気清浄機の重要性については前述したとおりですが、最近は機能が充実している空気清浄機が増えてきましたね。空気清浄機を選ぶ際に重視したことを尋ねるアンケートでも、1位は「価格」となっていますが、2位以降は「細菌・ウイルスの除去」「花粉の除去」「加湿機能」「イオン発生機能」などの機能面がランクインしました。でも、実際に空気清浄機を選ぶ際にはどのような面を重視するべきなのでしょうか。空気清浄機を選ぶポイントは主に2つなのだそう。

ポイント1:単機能型の空気清浄機に注目
アンケートでは約40%の方が重視していた加湿機能ですが、感染症・花粉対策という観点では「空気清浄機能」のみの空気清浄機を選ぶことも検討したほうがいいとのこと。乾燥する時期の湿度維持も感染対策には有効なものの、加湿機能付きの空気清浄機は本体サイズに対してフィルターと吸い込み口が小さくなるため、空気清浄機として常時稼働させるには効率が落ちてしまうことに。さらに洗浄や乾燥を定期的に行わないと加湿フィルターや加湿トレイは細菌が繁殖しやすく、これらを通過する空気は衛生上よくない恐れもあります。

ポイント2:空気清浄機を選ぶなら「フィルター」と「風量」が大切
アンケートでは下位となってしまいましたが、「フィルターの性能」や「風量・吸引力」は空気清浄機の機能を見るうえでポイントとなるそう。室内の空気をできるだけ多く、素早く取り込み効率よく循環させる「風量」と吸い込んだ空気から余分な物質を除去する「フィルター」は空気清浄機の性能を見るうえで、重要な2大要素といえます。ほかの機能がなくとも、室内の空気を循環させる風量があり、高性能フィルターで確実に余分な物質を除去できれば、室内の浮遊物質はほとんど除去できるのでこれから購入することを検討している方は、この2点は要チェックです!

空気清浄機の効率的な使い方とは

空気清浄機は24時間稼働したほうがいいというのは前述しましたが、他にも置く場所やメンテナンスなど効率的に使うためのポイントがいくつかあります。下記の空気清浄機の選び方や使い方について効率的・効果的に使えているかの調査では、全問正解はたった5%にとどまりました。筆者も実際に考えてみましたが、置く場所やフィルターの交換など反省点がいくつか……。あなたはいくつ正解できましたか。

Q.空気清浄機の選び方・使い方に関して、あなたに該当するもの(正しいと思うもの)をお選びください


※画像は提供素材より


高性能フィルターと風量が特徴の空気清浄機「ARIMEGA」


今回の調査と武井医師のコメントから、空気清浄機はフィルター性能や風量を重視した空気清浄機を24時間稼働させるのが望ましいことがわかりました。そこでおすすめなのが、コーウェイ株式会社が9月12日に販売開始した『ARIMEGA』シリーズ。「高性能フィルター」と「風量」が特徴の空気清浄機で、大気汚染が社会問題になっている韓国やその他ヨーロッパ、東南アジアなどの過酷な空気環境で鍛えられ、ユーザーの安心・安全のために「高性能なフィルター」と「風量」で除菌、消臭、集塵を行うことにこだわって作られているのが特徴なのだとか。微細な汚れを取り除く独自フィルターを開発し、モデルごとに最適なフィルターを搭載することで空気中の浮遊ウイルス、花粉などの有害物質を除去してくれます。感染症・花粉症対策だけではなく、アレルギー予防にも1台検討してみてはいかがでしょうか。

※画像は提供素材より

【AIRMEGA 400】型番: AP-2015F/メーカー希望小売価格:54,800円(税別)
【AIRMEGA 300】型番: AP-1515H/メーカー希望小売価格:44,800円(税別)
【AIRMEGA 600】型番: AP-2318P/メーカー希望小売価格:54,800円(税別)
【AIRMEGA STORM】型番: AP-1516D/メーカー希望小売価格:49,800円(税別)

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