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新築じゃなくても取り付け可能!後付できるスマートロック『NinjaLock(ニンジャロック)』って?

2018.07.13


近年IoT技術の発達により、AIスピーカーに話しかけるだけで買い物ができたり外出先から自宅の家電を操作することができたりと、昔では考えられないようなことができるようになりました。最近ではAIスピーカーに関心をもち、ご自宅に取り入れた方も多いのではないでしょうか。しかし、無線受信機能がついているものも増えてきた家電と違いなかなかIoTと連携しにくいのが「玄関扉」なんです。玄関扉はIoTと連携することが前提になっているものはまだまだ少なく、かといって扉そのものを替えるにはそれなりの金額がかかってしまうので困り物。そこでご紹介したいのが『NinjaLock(ニンジャロック)』です。既存の玄関扉に後から取り付けることが可能で、扉に傷もつかない魔法のスマートロック『NinjaLock(ニンジャロック)』の実力を、実際に体験してきました。
※画像はNinjaLockホームページより
※『NinjaLock』はライナフ株式会社の商標登録です。

1.IoT住宅じゃなくてもスマートに! 設置・設定が簡単な『NinjaLock』

『NinjaLock』のすごいところは、まず現在の玄関扉がIoT対応ではなくても玄関扉をIoT化できてしまうというところ。『NinjaLock』本体の裏側を見てみると、カギのつまみ部分(サムターン)を挟み込むようにできており、各ご家庭のつまみの幅に合わせて最小3.5mm~最大24mmまで調整することが可能です。その後挟み込んだ状態で付属の粘着テープ(または別売りのマグネットリフトパーツ)で扉に固定すれば設置は完了! あとはスマホの専用アプリをインストールして、カギを閉めるときと開けるときのつまみ部分の動き(右回転・左回転など)をアプリに従って設定すれば、あっというまにご自宅の玄関扉がIoT対応扉になります。では、具体的にどのようなことができるようになるのでしょうか。


※画像はNinjaLockホームページより

ポイント1.専用アプリでカギを管理



まず1つ目のポイントは、スマートフォンで玄関扉のさまざまなことを管理できる点です。カギの開閉はもちろんのこと、カギをいつ誰が開けたのか履歴を見ることができるので、お子さんがちゃんと帰って来たかどうかを確認することも可能です。もちろん普通のカギも使用することができますが、その際もカギを使用した履歴を確認することができます。
実際に操作してみると通信速度も問題なく、通常のカギを開ける時間とそんなに変わらず使えている印象でした。

ポイント2.オートロックキーにすることも

ホテルやマンションのエントランスホールなどではよく見るオートロックキーですが、自宅の玄関扉までオートロックになっているご家庭はあまり多くはないのではないでしょうか。カギのかけ忘れが心配になって一度家に帰った経験のある方も少なくないはず。それを解消してくれるのが『NinjaLock』のオートロック機能です。作動までの時間を10~999秒の間で設定することができますので、うっかりカギを持たずに外に出てしまっても安心ですし、ゴミ出しなどのちょっとした外出であればカギをかけるのが面倒という方には嬉しい機能ですね。

ポイント3.幅広い使い方ができる合カギ機能


アプリでカギの開閉ができる『NinjaLock』ですが、アプリさえあれば誰とでもカギの貸し借りができるのも大きなメリットです。カギを貸したいユーザーにアプリを入れてもらいユーザーを招待すれば、直接カギの受け渡しをしなくてもアプリを使って家に入ってもらうことができます。有効期限付きや曜日設定など決まった期間だけカギの権限を付与することもできるので、家事代行さんなどを家に入れるときにもとても便利です。

ポイント4.キーパッドと合わせて更に便利に

『NinjaLock』と合わせて使うことで更に便利にしてくれるのがこちらのキーパッド。スマートフォンを持っていない方でも、こちらのキーパッドに暗証番号を入力するだけでカギの開け閉めができるようになります。暗証番号も有効期間を設定したり自動更新で一定期間ごとに変更することもできるので、防犯面も安心ですね。NFCカードを登録してカードキーとして利用することもできます。

2.マンションに取り入れたい『NinjaEntrance(ニンジャエントランス)』


『NinjaLock』は個別に玄関ドアに取り付けるタイプのスマートロックでしたが、Ninjaシリーズにはもうひとつ後付けタイプのスマートロックがあります。その名も『NinjaEntrance(ニンジャエントランス)』。こちらはオートロックのエントランス扉に後付けできるスマートロックなんです。お話しを伺ってみると、『NinjaEntrance(ニンジャエントランス)』も便利な機能がいっぱい! 防犯が気になる管理組合様も必見です。

ポイント1.選べる開錠方法

※こちらの画像はNinjaEntranceホームページより

『NinjaEntrance』の大きなメリットのひとつとしてあげられるのが、解錠方法がいろいろあるということです。多くの方が利用するエントランスでは、スマートフォンを持っていない方もいますが、『NinjaEntrance』はスマートフォンだけでなくガラケー(フィーチャーフォン)での音声解錠も可能。さらにスマートフォンなら近づいただけで解錠してくれる、自動解錠機能も付いているので手がふさがっていても安心です。そのほか、インターネットを経由した遠隔解錠やスマートフォンアプリでの解錠もできます。

ポイント2.取り付け簡単で工事時間が短い


エントランスなどの共用部分の工事となると、大掛かりな工事になって作業日数や時間などの不安から、大規模修繕工事などの機会にまとめて行ってしまおうと考えることが多いですが、『NinjaEntrance』は取り付け簡単なので工事時間はわずか2時間ほどだそう。このくらいの時間であれば平日の日中など人通りの少ない時間帯にささっと工事をすることができるので、不便な思いをすることなく取り付けることができますね。

ポイント3.人の出入りが管理できる


マンションのエントランスに管理人やコンシェルジュの方がいるマンションも多いかと思いますが、そういった方がいないマンションや不在となる時間帯などは人の出入りは管理されていません。しかし『NinjaEntrance』であれば、24時間体制で解錠確認ができるので、万が一の防犯にも役立ちます。いろいろな人が出入りする場所だからこそ、そういった管理ができると安心ですよね。

忍者のようにスマートな玄関へ

個別の玄関ドアに使用することができる『NinjaLock』や共用のエントランスに使用することのできる『NinjaEntrance』など、住宅のIoT化技術はどんどん進んでいることを感じます。特にAIスピーカーなど家の中のIoT技術が発展してきた今だからこそ、後付けできるものが多くなってくれると嬉しいですね。
IoTを住宅に取り入れたくてもなかなか取り入れられなかった方! まずは玄関からスマートロックにしてみませんか?

取材協力
ライナフ株式会社
https://linough.com/


NinjaLockホームページ
https://www.ninjalock.me/

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