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リフォーム

DIYで可能!和室の襖のメンテナンス術!

2018.01.02


襖(ふすま)の張替えについてご紹介します。プロに依頼すると一般家庭の平均的な襖で、一枚4,000円~6,000円ぐらいの費用がかかります。今回ご紹介する襖はプロ依頼で約16,000円以上かかるものを、DIYなら3,900円、その差約12,000円という経費節約術のご紹介です。 今回は水ノリ接着ではなく簡単に貼れるアイロン熱接着方法をご紹介します。作業時間は慣れれば一枚30分ぐらいで出来上がると思いますので、ぜひ挑戦してみて下さい。

用意するもの





・アイロン接着襖紙(今回は4枚分を使用)
・押さえヘラ
・襖引き手
・養生テープ
・家庭用スチームアイロン
・ラジオペンチ
・カッター

襖のメンテナンス手順



1)今回は明るい感じの扇子柄の台紙を選びました。




2)Before:こんなに傷んでいました。小さな子どもがいると、破れたり落書きされたりといったことはある意味仕方ありませんね。



3) 接着のりがはみ出さないように養生テープを貼ります。






4)特に傷んでいる部分を補修します。もう少し厚手の下紙を貼ると強くなると思いますが、今回は白紙を貼りました。






5)引き手の取り外し。通常引き手は上下にクギ打ちしてあります。ラジオペンチなどで引き抜きましょう。




6)襖和紙を貼ります。位置決めをおこない、アイロンを中心から上下左右にしわがよらないように接着していきます。


7)余白部分をカッターと押さえヘラでカットしていきます。




8)引き手を取り付けます。


before


after

before



after
9)完成!1枚目の写真の左側が作業前、右側が作業後の襖です。

今回の作業時間は1枚あたり約30分でした。4枚合計で2時間程度でした。
知らず知らずに襖紙は日焼けをしていきます。意外に手軽に出来る襖紙交換DIYにぜひ挑戦してみてください!

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