住まいの今と未来をつたえる

リフォーム

DIYで騒音対策! 住まいの騒音にワザありの防音グッズを一挙紹介

2018.05.23


生活の中で切り離すことができない「音」の問題。自分が立てる音、外から入ってくる音、種類もさまざまで、自分だけの音の悩みをお持ちの方も少なくないはず。今回は“防音DIY”のパイオニア、「ピアリビング」の防音イベントで見つけた、今日からできる防音グッズの数々をご紹介します。

防音したい場所No.1は「床」 優秀防音グッズを場所ごとにチェック!

イベント会場には住まいのさまざまな場所を実際に防音したブースが設置され、具体的に何を、どんな風にDIYすれば良いかわかりやすく見ることができました。わからないことは、会場にいる防音DIYアドバイザーに相談もでき、DIYの難易度や予算に応じていろいろなグッズや技を教えてもらえます。
それでは、多くの「音」の悩みを軽減してきた「ピアリビング」が提案する防音グッズを、場所ごとに見ていきましょう。
壁と床、窓(カーテン・サッシ)に防音グッズを設置したブース内は、おどろくほど静か
・フローリング
防音したいお部屋の場所として、一番にあげられる「床」。何気ない足音や椅子をひく音など、小さなお子様がいるご家庭に限らず、フローリングは音が気になりやすい場所です。市販でも多くの防音マットが販売されていますが、それでも軽減できない音の緩和におすすめなのが、防音タイルカーペット「静床(しずゆか)シリーズ」。
足音を緩和してくれるだけでなく、下階からの音も軽減できます「静床(しずゆか)」シリーズのカーペットの下に防振マット(「P防振マット」シリーズ)を敷くことで、防音の効果は一段とアップ。気になる音の大きさに合わせて選べます。

・窓
家の中の音が漏れるだけでなく、外部の音が入ってきやすい窓は、自分が気をつけるだけでは音の問題が解決しづらい場所のひとつです。賃貸住宅では二重サッシにすることも難しく、ストレスを感じている方もいるのではないでしょうか。
窓からの音を防ぐことができるグッズは、カーテン部分の「防音カーテンコーズ」と「窓用ワンタッチ防音ボード」の2つ。カーテンで防音する際は、カーテンレールもしっかり覆うことがポイントです。
カーテンレールを防音することで、防音効率がアップ「窓用ワンタッチ防音ボード」は、それぞれの窓の大きさに合わせたオーダーメイド。音の軽減だけでなく光も遮断できるので、ゆっくり眠りたいという方には一石二鳥のアイテムですね。

一見重そうですが、女性でも持ち上げることができます

「窓用ワンタッチ防音ボード」の側面。しっかりと厚みがあります
・壁
自宅と他人の住まいが隣り合う集合住宅では、壁越しに伝わる音も悩みの種。家具の配置を変えて音を遠ざけるのにも限界があります。賃貸住宅でもできる「ワンタッチ防音壁」ならば、防音工事レベルの防音壁をDIYで実現することができます。

・楽器
大きな音が出る楽器の使用は、戸建て住宅に住んでいても躊躇ってしまうもの。ピアノの演奏を楽しみたいという方におすすめなのが「ピアノ防音パネル」。アップライトピアノの裏に差し込むだけで、音の反響を軽減することができます。
実際に「ワンタッチ防音壁」をリビングに設置した様子はこちら。内側に壁が生まれるので、棚などを直接取り付けることができ、インテリアの幅も広がります。
防音グッズを設置したリビングブース。ピアノ裏の防音壁で振動(音)を軽減
イベント会場には、実際に防音DIYを行うことができるブースも。防音材を遮音シートで包んだ、「オリジナル防音パネル」づくりも体験できます。
防音アドバイザーの方が、防音グッズの作り方を丁寧に教えてくれました

お客様の声が後押しした“防音DIY”――「ピアリビング」室水房子社長インタビュー

オープンと同時に、イベント会場にはさっそく家族連れのお客様が入ってきました。イベントを開催するといつも盛況な「ピアリビング」の防音DIYですが、倉庫の一角からのスタートだったそうです。社長の室水房子さんに詳しくお伺いしました。
今回お話を伺った方:「ピアリビング」社長の室水房子さん

――「防音DIY」に取り組んだきっかけは何だったのでしょうか?

室水)もともと内装業の会社をやっていたのですが、シーズンによって仕事の量が変化するので、一年を通して安定して販売できる商品を探していました。その時に見つけたのが、防音カーペットでした。子育てをしながら、倉庫の一角でパソコンを開き、オークションサイトに初めて出品したのは2002年。今ほどインターネットショッピングが普及していなかった時代でしたが、想像を超える大きな反響があったんです。
当時はまだ会社としてではなく、一個人として出品していたのですが、信じられないほど多くの音の悩みが寄せられました。『こんな商品が欲しかった』『ずっと困っていたんです』というお客様の切実な言葉に触れる内に、もっと何かできないかと考えるようになりました。
使命感にも似た強い思いではじめた「防音DIY」への取り組みでしたが、室内に設置できる防音グッズが少ない時代。主婦の社長ならではの発想が、革命を起こしました。

室水)「あるものを使おう」と思ったんです。冷蔵庫に残っている食材を使ってご飯を作るように、今ある建材を使って防音ができないかと考えました。最初に目に留まったのは防振マット。通常このマットは住まいを建てる際に、フローリングの下に敷き込む素材です。防振・防音のために入れるのならば、床の上に敷けるのではないかと試してみたところ、防音の効果がありました。
左:防振マット 右:防音カーペット 組み合わせることでさらに効果を発揮します
室水)
建築の業界では考えられないことをやったと思います。防音マットの他にも、内壁と外壁の間に入れる遮音シートを使って室内の防音材を作ったりもしました。「主婦の私ができる」ということも基準にしながら、防音DIYでできることを広げていったんです。

――次々と届く「音の悩み」には、どんなものがあったのでしょうか。

室水)本当に、あらゆる相談がありました。たとえば「人が1人すっぽり入る、箱型の防音壁を作りたい」というお問い合わせもありました。詳しくお伺いすると、ご主人のいびきがうるさいので、眠っているうちに上から覆ってしまおうと考えていたのだとか。

実際に制作されたのか結果が気になるところではありますが、「音の悩み」は人それぞれで、切実な問題なのだと伺えます。

最後に、これからどんな音の悩みを解決したいですか? とお伺いしてみたところ、「子供の声が騒音にならない社会を作りたい」と力強く答えた社長。子供をもつ母親であり、防音DIYの第一人者でもある室水さんなら、やり遂げてくれそうな気がします。

「ピアリビング」では防音グッズだけでなく、設置のための素材など内装業者ならではの多彩なラインナップを取り扱っています。他では手に入りにくい防音DIYグッズと、ノウハウを蓄積したアドバイザーのアイディアで、これまで我慢していた住まいの「音の悩み」を軽減してみてはいかがでしょうか。
≪取材協力≫
株式会社 ピアリビング
〒811-4143 福岡県宗像市三郎丸5-7-15
オンラインSHOP:
https://www.pialiving.com/

タグ TAG