住まいの今と未来をつたえる

リフォーム

ウッドデッキによく合う!おしゃれ物干し台をDIY!

2017.12.26

ウッドデッキの醸し出すオシャレな空間に、昔ながらのプラスチック素材の物干し竿がたたずんでいる……。そんな残念な風景になっていらっしゃる方はいらっしゃいませんか?

ウッドデッキで季節を楽しんでいる方も増えていますね。これから迎える冬は暖かい洋服に身を包みながら雪の冷たさや感触を楽しんでみたり、春や夏はお花見や新緑を感じながらお弁当を食べたり皆でバーべキューを楽しんだり。四季を問わずに活用シーンがあるウッドデッキですが、普段の生活では「洗濯物を干すスペース」として使用されているご家庭も多いのではないでしょうか。本来であれば、休憩時や週末のお楽しみの空間としてのみ使いたいスペースであるかとは思いますが、贅沢ばかり言っていられないのもホンネ……。何より室内干しより、外干しで洗濯物を乾かすほうが好きな方も多いと思います。

洗濯物を干すだけだから物干し竿はなんでも良いかな、とりあえず使えるものであれば良いよね、そんな妥協をしていらっしゃる方はいませんか?ウッドデッキに物干しを設置する場合、やはりウッド素材・材料で統一したいですよね! 統一感を出すことで何気ない日常生活にも楽しみやワクワク感が創出されてくると思いますし、何より自分で作ったものであれば愛着もわいてお洗濯自体が楽しくなるかもしれません。今回は、簡単でおしゃれに見える物干し台のつくり方をご紹介いたします。ぜひご家庭でチャレンジしてみてください!

おしゃれな物干し台のつくり方

作業時間 約1時間
≪用意するもの≫
・ウッド角材(長さ150㎝×2本)
・ラティスフェンス転倒防止部材(2個)
・支柱の付け根部分の固定金具(2個)
・お気に入りの物干し竿
・ステンレスビス

今回支柱に使用するウッド角材は、長さ150cmを2本使用しました。もちろん角材の長さや種類、色、風合いなどはご自宅のウッドデッキに合うものをお好みでセレクトしてみてください!ちなみに私は、作る時よりも材料を選んでいる時のほうがワクワクするタイプです(笑)。
写真中央の部材が今回ポイントになる支柱の付け根部分の固定金具部材です。本来ラティスフェンスの転倒防止に使用するものを今回は物干し竿置きとして利用しています! 本来の目的とは異なる活用方法を見出すのも手作りDIYならではの楽しみですよね! 写真右は支柱の付け根部分を固定する専用金具となりますので、2個ご用意ください。
今回使用するウッド角材 ラティスフェンス転倒防止部材 支柱の付け根部分の固定金具

1.ウッド角材に物干し竿置きを固定する
ステンレスビスを使用し、支柱(ウッド角材)に物干し竿置き(ラティスフェンス転倒防止部材)を固定します。取り付ける高さによって使い勝手はもちろん、見た目の雰囲気も変わってきますので、ステンレスビスで固定する前に取り付け位置をよく検討しましょう。※今回はドリルを使用しましたが、ドライバーでも十分対応できますのでご安心ください。
支柱に物干し竿置きをステンレスビスで固定中 支柱に物干し竿置きをステンレスビスで固定完了
2.専用金具をビスで固定する
支柱の付け根部分に専用金具をビスで固定します。
固定が完了したらもう完成間近です。あとは支柱をウッドデッキのどこに設置するかを決めます。使いやすい場所、外から見えづらい場所、オフタイムの楽しみの邪魔にならないような場所など、設置場所の決定にも頭を悩ませられるかもしれませんが、最適な場所を見つけてウッドデッキと支柱付け根部分に付けた金具を固定します。
支柱の付け根部分 支柱の付け根部分に専用金具をビスで固定完了

3.物干し竿をセットする
最後にお気に入りの物干し竿をセットすれば完成です!
作業時間は約1時間、あっという間ですね! 材料代は支柱2本と取り付け金物等で約5,500円でした。
物干しをつくるというと難しいイメージを持たれる方も多いと思いますが、意外と簡単に作れてしまいますよ。
おしゃれ物干し竿が完成

統一感のある空間が、ワンランク上の快適さと居心地の良さを与える

ウッドデッキで子どもが遊ぶイメージ

ウッドデッキは、自然の香りや季節の移ろいを感じながら、四季折々の活用方法ができる室外スペースです。統一感のあるシンプルな空間にすることで、自然と人が集まりやすい空間となり、子どもは子どもなりに、大人は大人なりにウッドデッキを活用しはじめ、楽しい空間にすることができるでしょう。今回はウッドデッキでの物干し台をテーマに取り上げましたが、ご家庭の中のちょっとした部分を見直し、DIYすることでより日常生活を快適で楽しくすることができるはずです。みなさんのお家がより素晴らしい空間となりますように。

タグ TAG