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エアコンの壁穴にヒビが! そんな隙間を「エアコンパテ」で補修する方法

2017.12.26

エアコンを設置する際に屋内のエアコンと屋外の室外機をつなぐ壁の穴(ダクト穴)。その配管用の穴を埋めている紙粘土のようなものを「エアコンパテ」といいます。そんな壁の穴をしっかりとふさいでくれているはずの「エアコンパテ」も、経年によってヒビや隙間ができてしまうもの。そんなときには「エアコンパテ」を取り替えましょう。今回は、エアコンパテの取り替え方法をご紹介いたします。

なぜ壁に穴を開ける必要があるの?

「エアコン」と聞くと、リモコンで操作できる屋内にあるものをイメージしますが、屋内にあるのは「室内機」という名前で、外に置いてある「室外機」とセットでエアコンの機能を果たしています。エアコンの基本機能として冷房と暖房がありますが、室内機が冷たい空気や暖かい空気を出すことができるのは、屋外と屋内をつなぐこのホースで冷媒を介して空気中の熱をやりとりしているからなのです。簡単にいえば冷房の時は屋内の熱を外へ逃がし、暖房の時は外から熱を取り入れるという仕組みになっているので、ホースで外と中をつなぐことが必要となります。そのため建物には、空気をやりとりするホースを通す穴が壁に開けられています。

エアコンパテはなぜ劣化するの?

エアコン設置の際に開けた穴とホースの隙間をふさいでいる「エアコンパテ」は、壁の穴の屋外側と屋内側の2ヵ所に施工されています。見ため上はそこまで大切なものに見えませんが、壁の穴をふさぐという役割をしていると考えると、とても大切なものですよね。「エアコンパテ」が劣化してヒビが入ったり隙間ができると、見ためが悪いだけではなく雨漏りやエアコンの効きが悪くなる原因にもなります。

「エアコンパテ」は紙粘土のように袋から出した直後は柔らかいのですが、空気に触れているとだんだん固まる性質を持っています。そのため、室外機を動かしたりホースに負荷がかかるとホースごと動いてしまい隙間ができたり、ホースの動きに対応できずにひび割れが起こってしまいます。そのほか、屋外側にあるパテは屋内側にあるものより紫外線や外の砂埃など劣化の原因となるものが多く、室外機の移動による衝撃を受けやすいため劣化が早くなります。

それでは、「エアコンパテ」の補修方法をご紹介いたします。今回は劣化しやすい屋外側の「エアコンパテ」を補修しますが、屋内側も補修方法は同じですので、屋内側を交換したい方もぜひ参考にしてみてください。

エアコンパテの修復方法

≪用意するもの≫
・エアコンパテ(ホームセンターで売っています)
・脚立(必要であれば)
※手が汚れているとパテが汚れてしまいますので、手を洗った状態で作業を行ってください。
エアコンパテ

1.既存のエアコンパテを除去する
エアコンパテを取り除くまず、今付いているエアコンパテを取り除きます。紙粘土のように固まっているので、簡単に外すことができます。

2.新しいエアコンパテをこねて、三日月型をつくる
エアコンパテを三日月型にこねる
袋から新しいエアコンパテを取り出し、ある程度やわらかくなるまでこねて、内辺がホースの周りの長さとだいたい同じになるように、三日月形を作ります。

3.ホース周りと穴周りにエアコンパテを貼り付ける
エアコンパテをホースの周りと穴の淵にすりこむ
だいたいの大きさに合わせられたら、隙間ができないようホースの周りと穴の淵に「エアコンパテ」をすりこみます。室外機の位置によってホースが多少動くので、室外機を置きたい場所に置いてホース周りを埋めましょう。

4.仕上げに表面の凹凸をなくす
「エアコンパテ」をホースや穴の周りにぴったりとくっつくようにすりこんだら、表面の凹凸が滑らかになるようになでつけて完成です。この仕上げで、できの良し悪しが決まるので、きれいな手で丁寧に行いましょう。

エアコンパテの修復前
(Before)

エアコンパテの修復後
(After)                 

交換前と比較してみるとその違いは一目瞭然ですね。交換前は外気にさらされ黒ずみ、壁の穴からはがれてしまっていましたが、修復したことで穴との隙間がふさがり、もとの白いパテの色に戻りました。「エアコンパテ」自体は100円~200円で購入することができますし、作業時間も15分程度ですので手軽に交換することができます。

日頃から「エアコンパテ」の状態を確認しよう!

普段「エアコンパテ」の状態など気にしないことが多いかもしれませんが、前述したように雨漏り予防やエアコンの効率アップなど、重要な役割を担っています。エアコンを使用する時期が近くなると、フィルターの掃除や運転確認をしますよね。それと同じように「エアコンパテ」もヒビや隙間がないか、ちゃんと穴をふさげているかどうかなど、確認してみてはいかがでしょうか。

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