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暮らしをスマートにする“家の頭脳”「v-ex」が住宅の保証や点検情報も把握? 「V-ex」がIoT化で目指す世界観とは

2018.05.01

引用元:SOUSEI「v-ex」ホームページより https://v-ex.jp/product/

IoTや決済、エンターテイメントなど様々なアプリケーションのプラットフォームを構築するOS機能を備えた「v-ex」を提供するSOUSEIが、日本リビング保証と業務提携を発表しました。「v-ex」の長期保証に加え、SOUSEIが提供するマイホームアプリ「knot」で住宅に関する各種保証内容、保険内容、点検などの情報や、契約書、図面といった住宅情報を一元管理できるサービスも共同開発予定。いま注目のIoTによるスマートホーム化を進める「v-ex」について紹介します。

「v-ex」は家をスマホのように使えるプラットフォーム

そもそも「v-ex」とは何なのか。SOUSEI社によると、エアコン、照明、テレビといった家電を「音声」もしくは「スマートフォンアプリ」から操作をすることができるシステム。室内の温度・湿度・照度・気圧の計測も可能で、家の状態管理が可能になることもポイントです。また、IoTデバイスとして初の決済システム「v-ex pay」を搭載し、さまざまな店舗のお得なクーポンを受け取り、v-exで決済することが可能になりました。
機器の取付や初期設定までワンストップで提供しているため、住宅会社や施主による手間は一切不要、個人でも気軽に自宅のIoT化を実現できてしまうので楽チンですね。さらに、設置後に機能が増えていく拡張性を持つのも特徴で、導入した時点の利便性でおわりではなく、使っていくことで“成長していく家”を体験できてしまう点は、まるで家まるで家がスマホになっちゃうみたいですね!

今回の発表で見えてくる「未来の家のあり方」

今回の発表では、「v-ex」の合計3年に渡る長期保証を実現し、エンドユーザーに高品質な現場対応サービスを提供することが決まったほか、両社は住宅会社を通じて、住宅に関する各種保証内容、保険内容、点検などの情報や、契約書、図面といった住宅情報を、SOUSEIが提供するマイホームアプリ「knot」により一元管理できるサービスについても共同開発する予定も発表されました。

現在リリースされている「knot」の主な機能

今回の発表で注目したいのは、拡張性が高いスマートホーム「v-ex」を個人が気軽に導入できる点に加え、「knot」によって“住宅の情報(状態)”を一元管理できることです。これからの時代は新築のマンションや一戸建てのメーカーからも、数多くのAIやIoTが搭載された物件が企画されることが考えられます。これらの環境がない中古のマンションや一戸建てにとっては、「v-ex」で利便性を向上させられることや、「knot」で住宅の情報を一元管理できることで、自宅の資産価値の管理はもちろん、資産価値の向上も実現できる可能性があります。

中古物件も流動化の時代を迎えつつある中、住まいを消耗品としてではなく資産運用として考えるうえで、とても重要なアイテムになるかもしれませんね。

※本記事に記載されている会社名および商品・サービス名は各社の登録商標または商標です。

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