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リフォーム

たったひと手間でこれだけ違う!ベニヤ板を「のこぎり」できれいに切る方法

2017.12.26

DIY(Do It Yourself)で自分の家や部屋を快適にリフォームすることを楽しんでいる人が増えていますよね。市販品ではなかなか気に入ったものが見つからない、自分で使うものは自分で作ってみたい、子どもと一緒にものづくりを楽しみたい、などDIYを始める理由は人それぞれ。今回は、これからDIYに挑戦してみたい! まだ初心者です! という方に、幅広い用途で用いられることが多いベニヤ板を「のこぎり」で切る際のちょっとしたコツをご紹介したいと思います。

ただカットすれば良いと思っていませんか?

ベニヤ板のカットする箇所にペンで印をつけて、あとは一生懸命のこぎりを前後に動かして切ればOK! と思っていませんか? 品質にこだわらなければそれでもいいのですが、せっかくならきれいに仕上げたいですよね。カットした部分をサンドペーパーなどでこすってきれいにする方法もありますが、今回はさらにお手軽にきれいに仕上げる方法をご紹介いたします。

ガムテープだけできれいに仕上げる方法

≪用意するもの≫
・ガムテープ(もしくは養生テープ)

これだけで、のこぎりで切った仕上がりがきれいになります。ガムテープであればどのご家庭にもありますし、サンドペーパーよりも手頃に準備ができると思います。サンドペーパーで仕上げる場合と比べると、後片付けも楽なのでオススメです。
ガムテープ

1.ベニヤ板のカットする部分にガムテープを貼る
ベニヤ板にガムテープを貼る
実質これだけの作業で、のこぎりで切った際にきれいに仕上がります。

2.ベニヤ板をカットする
ガムテープを貼ったベニヤ板をカットする
特別力を加えるなどはせず、普段どおりにカットするだけで大丈夫です。

3.切り口を確認する
ガムテープを貼って切ったベニヤ板の切り口
これだけ簡単にキレイにカットできると、DIYもより一層楽しくなりますね

ベニヤ板をガムテープ無しで切った状態
(そのままカットした場合)

ベニヤ板をガムテープを使って切った状態
(ガムテープを使用した場合)

初心者が見ても分かるくらいに一目瞭然の違いがありますね! 本当にあっという間にできますので、ぜひお試しください。

DIYを楽しもう!初心者でも気軽に楽しむコツ

一昔前は、DIYという言葉は存在せず、「日曜大工」という言葉で世間一般に認識されていましたよね。日曜大工と聞くと、「男性が汗水たらして頑張るもの」というイメージが強かったと思うのですが、DIYも楽しみ方やツールの発展により、最近は若い女性の間でとても人気が高まっています。また、お家のリフォームというと分譲マンションや戸建てをお持ちの方だけの話と思いがちですが、賃貸住宅でもできるDIYはいろいろあります。暮らしに彩りと楽しみを添えてくれるのがDIYの醍醐味。まずは簡単にできることからスタートし、慣れてきたら本格的に工具やツールを購入してみるのもよいでしょう。そこで、初心者でもこれを持っていればDIYが始められる! というツールをご紹介します。

初心者のDIYにあると便利なツール3選

1.ドライバーセット

2.メジャー

3.ラジオペンチ

この3つに加えて、ご自宅にもあるハサミやカッターでまずはスタートしてみましょう! かなづちやのこぎり、塗装道具などもあるとさらにできることが増えますので、本格的にやりたい方はどんどんツールを増やしてみてくださいね。ツールをお店で選ぶ時間も楽しいですよ。そのほかにも、お子さまと一緒に気軽に始めてみたいというご家族は、クロス(壁紙)用のマスキングテープがオススメです。とっても簡単にお気に入りの柄のお部屋をつくることができます。
賃貸の方には一点だけ注意点があります。「原状回復」させることを忘れないようにしてください。壁に大きな穴をあけたり、剥がすことが難しいシールをベタベタと貼って取れなくなってしまったりすると、お部屋の解約に費用を請求される場合もあります。マスキングテープを貼る際などは、目立たたない場所で試し貼りしてからリフォームしましょう。

一人でも家族みんなでも楽しめるのがDIYです。自分(たち)だけのオリジナル空間をつくり、快適な時間を過ごせるいい住まいをつくってください。

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