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コミュニケーションロボット『BOCCO』が生活をアシスト?かわいいだけじゃないロボット『BOCCO』とは

2018.07.24


SFなどではよくお手伝いロボットが出てきますが、実際にロボットと聞くと家庭というよりもお店で見かけるPepperや、工場で使われているロボットをイメージされることが多いのではないでしょうか。しかし、コミュニケーションロボット『BOCCO』は家族間のコミュニケーションサポートや、生活のサポートをしてくれる正真正銘の家庭用ロボットとのこと。今回はかわいい見た目に有能さが光るコミュニケーションロボット
『BOCCO』を紹介します。
※画像は提供素材より

コミュニケーションロボット『BOCCO』って?


※画像は提供素材より

コミュニケーションロボット『BOCCO』は、家族間のコミュニケーションを活発にするような機能がついていることが特徴のロボットとのこと。

1.声と文字を届けてくれる

※画像は提供素材より

『BOCCO』は、BOCCOアプリと『BOCCO』を連動させることで遠くにいても声でやり取りができるそうです。
たとえば『BOCCO』側で音声メッセージを送ると、送った音声を文字化してスマートフォンのBOCCOアプリで見ることができ、逆にBOCCOアプリ側から文字で送ったメッセージを『BOCCO』が読み上げてくれる「こえ文字メール」という機能がついています。仕事中に子どもからただいま! という音声が送られてきたら、仕事もがんばれそうですね。

子どもの帰宅状況などが心配な保護者の方も、付属の振動センサをドアに取り付けることで帰宅時間が分かり、それに合わせてスマホからメッセージを送ると、BOCCOで音声を聞くこともでき、スマホ側ではBOCCOから吹き込まれた音声を文字でも読むことができるので、音声が聞きづらい出先などでも文字を読んで子どもの帰宅を確認できるのも安心ですね。
『BOCCO』のボタンを押して声をかけるだけでメッセージの送信ができるので、スマートフォンの操作が難しい高齢の方や子どもでも簡単に操作できるところもポイントとのこと。

2.専用センサーで玄関ドアの施錠&開閉確認

※画像は提供素材より

コミュニケーションロボット『BOCCO』はコミュニケーションができることだけではなく、機能面でも充実しているそうです。たとえば急いで出かけた際や、子どもが後から外出した際に不安になる玄関鍵の閉め忘れですが、専用の「鍵センサ」を取り付けることでBOCCOアプリを使って玄関の施錠を確認することができます。
サムターン側面に小さな磁石を取り付け、専用センサーをその横に両面テープで貼り付けると、センサーが磁石の位置を感知して施錠状態を確認する仕組みとのこと。これならば鍵の施錠が心配で、そわそわと時間をすごさずにすみそうですね。
また、「振動センサ」を玄関ドアに取り付ければ玄関ドアの開閉を感知してスマホに通知をすることも可能なので、子どもの帰宅確認だけではなく遠くに住んでいる家族の安否確認にも使えそうですね。

3.部屋の心配を解決する『部屋センサ』

※画像は提供素材より

夏場に留守番をしている子どもやペット、遠くで暮らしている高齢の家族が熱中症にならないか心配という声から生まれたのが、「部屋センサ」。部屋の温度と湿度を部屋センサーで感知して、熱中症の警戒度を自動でモニタリングしてくれるそうです。
警戒度が高くなると『BOCCO』を通じてスマホに通知してくれます。BOCCOから「水分とってね!」「エアコンつけてね!」「熱中症の危険度が高まっているよ」などの音声メッセージを送ることで、熱中症の危険が高まる時期に適切な対策を促すことができるので、遠く離れていてもサポートすることができるのは心強いですね。熱中症対策にBOCCOを役立てている方のコメントも紹介します。

「季節始めの冷房をつける際、高齢の母が運転切換を忘れて暖房をつけていることに気づき、慌てて連絡しました。すぐに見に行ける距離に住んでいないので、こうしてセンサで離れた家族の様子をチェックできるのはありがたいです」(東京都 女性)


「飼っているペットが夏は熱中症にならないように、冬は寒すぎないように、外出先から部屋センサのグラフを確認して管理しています。異常がある場合は、家にいる家族に連絡し、空調の調整をしてもらっています」(神奈川県 男性)

「家族旅行で家を長期で空ける際、エアコンを消し忘れたのではないかと心配だったけれど、センサのグラフで温度変化を確認し、エアコンをオフにしたことがわかり安心して旅行を続けられました」(神奈川県 男性)

「妊娠中でありあまり外に出られないので、一日中家にいることも多いのですが、暑さが気になって、ボッコセンサのグラフで室内温度の前日比をよく見て、体調を整えています」(東京都 女性)

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000015618.html

「部屋センサ」と「BOCCO」はいろいろな状況の方の生活をサポートしているようですね! 外出の多い方や体調管理に気をつけている方など、幅広い使い方ができるのも部屋センサの魅力のようです。

4.人感センサーで家の中の様子を感知

※画像は提供素材より

小さな子どもやペットに留守番をさせているとき、危ないことをしていないか常に心配になってしまうもの。もちろん危ない場所を教えたり、約束事をしたりと、対策をとっている方も多いと思いますが、危険と知っていても好奇心に勝てない子どもの行動には、常にヒヤヒヤものですよね。
そこで、危ない場所近くに設置しておきたいのが「人感センサ」です。「人感センサ」は、人の通りを感知して通知してくれるので、危ない場所に近づいていないかチェックしたり、近づいてしまったら警告するメッセージを送ったりといった対応をすることができるそうです。カメラ機能のないセンサーなので、トイレやお風呂といった場所に設置して高齢の家族の安否確認にも使うことができそうです。

『BOCCO』を使った東北電力の新サービス「寄り添うスマートプロジェクト」も開始


コミュニケーションロボット『BOCCO』を使った「寄り添うスマートプロジェクト」が2018年7月11日から開始されたとのこと。「寄り添うスマートプロジェクト」とは、2017年7月11日~2019年8月末まで、IoTやAIなどの情報技術やコミュニケーションロボットを活用したサービスの検証プロジェクトのことです。こちらのプロジェクトでは下記のようなサービスが展開されるそうです。

1.自宅内に設置したセンサーの反応により、あらかじめ登録されたメッセージを『BOCCO』が自動的に発話したり、外出中のご家族のスマートフォンから宅内の様子を把握したりすることなどが可能。

2.お客さまが予め設定した室内温度に達した場合に、『BOCCO』が自動で発話したり、外出先のご家族にスマートフォンで通知したりするサービス。『BOCCO』を操作しながら話しかけることで、エアコンのON/OFFを行うことや、外出先のご家族のスマートフォンからエアコンのON/OFFを行うことが可能。

3.気象情報や室内の温度・湿度を踏まえ、最適なエアコン稼働時間を予測するシステムを活用し、お客さまのニーズや利用シーンに応じて、エアコンの自動操作を行うサービス。(東北電力と日本ユニシス株式会社がシステムを共同開発)

参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000015618.html

新たに開発するサービスの利便性や実用化に向けた課題などについて検証することを目的に、2018年7月29日までモニターの募集も行っているとのことですので、気になる方はぜひ応募してみてください! ロボットと暮らすSF映画のような生活ができるかもしれませんよ。
かわいいだけじゃないコミュニケーションロボット『BOCCO』、子どもや高齢の家族の見守りにおひとついかがでしょうか。

※本記事に記載されている会社名および商品・サービス名は各社の登録商標または商標です。

≪モニター募集ページ≫
http://www.tohoku-epco.co.jp/group/promotion/poc_monitor/index.htm

ユカイ工学株式会社
http://www.ux-xu.com/

BOCCOホームページ
http://www.bocco.me/

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